機能説明
監視サービスの各監視機能(プロセス)に対して以下の操作を行います。
一時停止
再開
状態確認
コマンド形式
コマンド形式を以下に示します。
mpordmnctrl.exe { -active | -inactive | -view } [ all | alert | status | trace ] [ -sid ORACLE_SID ] <ENTER> |
オプション
[第1パラメタ]
監視プロセスを再開します。
監視プロセスを一時的に停止します。
監視プロセスの状態確認(表示)を行います。
[第2パラメタ]
すべての監視プロセスを対象とします。
アラートログの監視プロセスを対象とします。
Oracle状態の監視プロセスを対象とします。
トレースファイルの監視プロセスを対象とします。
[第3パラメタ]
指定されたORACLE_SIDを環境情報として、Oracleを監視しているプロセスを対象とします。
実行に必要な権限/実行環境
監視対象となるサーバ上で実行します。
(運用管理サーバにインストールされているOracleを監視する場合は、運用管理サーバ上で実行します。)
Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。
Windows Server 2008で本コマンドを実行する場合、[管理者として実行]を選択して起動したコマンドプロンプト上で実行してください。
以下にコマンドプロンプトの起動例を示します。
例:
[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[コマンド プロンプト]を右クリックして表示されるメニューから、[管理者として実行]を選択して起動します。
注意
第1パラメタ設定時の注意事項
「-view」が指定された場合は、それ以降のパラメタは無視されます。
第2パラメタ設定時の注意事項
all/alert/status/traceは組み合わせて指定することはできません。
省略した場合は、すべての監視プロセスを対象とします。
第3パラメタ設定時の注意事項
ORACLE_SIDは、all/alert/status/traceと組み合わせて指定することが可能です。
省略した場合は、すべてのORACLE_SIDを対象とします。
監視プロセスの状態確認(表示)では、表示対象とするOracle(ORACLE_SID)を指定することはできません。
以下の操作を連続して行う場合、各操作の間隔を30秒以上あけてください。
ポリシーの配付
監視サービスの再起動コマンドの実行
拡張監視機能の条件適用コマンドの実行
当コマンドによる監視の一時停止および再開