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Systemwalker for Oracle 運用ガイド
Systemwalker

B.2.7 [Windows] mpordmnctrl.exe(監視プロセスの操作コマンド)

機能説明

監視サービスの各監視機能(プロセス)に対して以下の操作を行います。

コマンド形式

コマンド形式を以下に示します。

mpordmnctrl.exe { -active | -inactive | -view } [ all | alert | status | trace ] [ -sid ORACLE_SID ] <ENTER>

オプション

[第1パラメタ]

-active

監視プロセスを再開します。

-inactive

監視プロセスを一時的に停止します。

-view

監視プロセスの状態確認(表示)を行います。

[第2パラメタ]

all

すべての監視プロセスを対象とします。

alert

アラートログの監視プロセスを対象とします。

status

Oracle状態の監視プロセスを対象とします。

trace

トレースファイルの監視プロセスを対象とします。

[第3パラメタ]

-sid ORACLE_SID

指定されたORACLE_SIDを環境情報として、Oracleを監視しているプロセスを対象とします。

実行に必要な権限/実行環境

注意

  • 第1パラメタ設定時の注意事項

    • 「-view」が指定された場合は、それ以降のパラメタは無視されます。

  • 第2パラメタ設定時の注意事項

    • all/alert/status/traceは組み合わせて指定することはできません。

    • 省略した場合は、すべての監視プロセスを対象とします。

  • 第3パラメタ設定時の注意事項

    • ORACLE_SIDは、all/alert/status/traceと組み合わせて指定することが可能です。

    • 省略した場合は、すべてのORACLE_SIDを対象とします。

  • 監視プロセスの状態確認(表示)では、表示対象とするOracle(ORACLE_SID)を指定することはできません。

  • 以下の操作を連続して行う場合、各操作の間隔を30秒以上あけてください。

    • ポリシーの配付

    • 監視サービスの再起動コマンドの実行

    • 拡張監視機能の条件適用コマンドの実行

    • 当コマンドによる監視の一時停止および再開