ページの先頭行へ戻る
DP/Cライブラリ ソフトウェア開発キット V7.2 使用手引書L10

2.3.2 アプリケーションに通知されるメッセージデータの形式

アプリケーションに通知されるメッセージデータの基本形式は次のようになっています。
メッセージはASCIIコードで通知されます。また、ALとLLは、unsigned shortの形式で格納されています。例えば、12という値であれば、1バイト目に0x0c(下位)、2バイト目に0x00(上位)が格納されています。

AL

メッセージデータの個数を0~65535の範囲で通知します。

メッセージデータ 1~n

各サブコマンドにより通知される形式、長さが異なります。

各サブコマンドのメッセージデータの形式は、次のとおりです。

SERVICE指定

LL

レコード長を2~65535の範囲で通知します。通常は、12バイト(メッセージデータの長さ)を通知します。

サービス名

JOIN/DFS/RDBいずれかを通知します。有効なサービス名の後ろには空白が詰められ、常に8バイトの固定長文字列として通知します。

状態表示

以下の状態を通知します。
AV:サービス利用可能状態
NI:未インストール状態
OI:サービス起動処理中状態
NO:サービス利用不可状態
NS:未サポートサービス名

FID指定

LL

レコード長を2~65535の範囲で通知します。通常は、112バイト(メッセージデータの長さ)を通知します。

ファイル識別名(一時名)

一時名を通知します。有効な一時名の後ろには空白が詰められ、常に8バイトの固定長文字列として通知します。

ファイル識別名(物理名)

物理名を通知します。有効な物理名の後ろには空白が詰められ、常に100バイトの固定長文字列として通知します。

状態表示

以下の状態を通知します。
RD:データの格納がされて利用可能状態
NF:ホストのファイル情報はあるが、物理ファイルが存在しない状態

FILE指定

LL

レコード長を2~65535の範囲で通知します。通常は、112バイト(メッセージデータの長さ)を通知します。

ファイル識別名(一時名)

一時名を通知します。有効な一時名の後ろには空白が詰められ、常に8バイトの固定長文字列として通知します。

ファイル識別名(物理名)

物理名を通知します。有効な物理名の後ろには空白が詰められ、常に100バイトの固定長文字列として通知します。

状態表示

以下の状態を通知します。

RD:データの格納がされて利用可能状態

NF:ホストのファイル情報はあるが、物理ファイルが存在しない状態