アプリケーションに通知されるメッセージデータの基本形式は次のようになっています。
メッセージはASCIIコードで通知されます。また、ALとLLは、unsigned shortの形式で格納されています。例えば、12という値であれば、1バイト目に0x0c(下位)、2バイト目に0x00(上位)が格納されています。
AL | メッセージデータの個数を0~65535の範囲で通知します。 |
メッセージデータ 1~n | 各サブコマンドにより通知される形式、長さが異なります。 |
各サブコマンドのメッセージデータの形式は、次のとおりです。
SERVICE指定
LL | レコード長を2~65535の範囲で通知します。通常は、12バイト(メッセージデータの長さ)を通知します。 |
サービス名 | JOIN/DFS/RDBいずれかを通知します。有効なサービス名の後ろには空白が詰められ、常に8バイトの固定長文字列として通知します。 |
状態表示 | 以下の状態を通知します。 |
FID指定
LL | レコード長を2~65535の範囲で通知します。通常は、112バイト(メッセージデータの長さ)を通知します。 |
ファイル識別名(一時名) | 一時名を通知します。有効な一時名の後ろには空白が詰められ、常に8バイトの固定長文字列として通知します。 |
ファイル識別名(物理名) | 物理名を通知します。有効な物理名の後ろには空白が詰められ、常に100バイトの固定長文字列として通知します。 |
状態表示 | 以下の状態を通知します。 |
FILE指定
LL | レコード長を2~65535の範囲で通知します。通常は、112バイト(メッセージデータの長さ)を通知します。 |
ファイル識別名(一時名) | 一時名を通知します。有効な一時名の後ろには空白が詰められ、常に8バイトの固定長文字列として通知します。 |
ファイル識別名(物理名) | 物理名を通知します。有効な物理名の後ろには空白が詰められ、常に100バイトの固定長文字列として通知します。 |
状態表示 | 以下の状態を通知します。 RD:データの格納がされて利用可能状態 NF:ホストのファイル情報はあるが、物理ファイルが存在しない状態 |