ページの先頭行へ戻る
DP/Cライブラリ ソフトウェア開発キット V7.2 使用手引書L10

2.1.8 DPCEND

【機能】

ホストアプリケーションに対して会話の終了を要求します。

【書式】

unsigned int WINAPI XDpc_End(dpc_comm,dpc_endlst,msg,apl_id)
   struct  dpc_comm    *dpc_comm    ;
   struct  dpc_endlst  *dpc_endlst  ;
   char                *msg         ;
   unsigned short       apl_id      ;

◆構造体の説明◆

dpc_comm

会話関数の共通パラメータリストを指定します。
リスト形式は次のとおりです。

struct  dpc_comm{
   long    conv_id        ;
   long    ret_code       ;
   long    d_code         ;
   char    reserve[16]    ;
   }

dpc_endlst

DPCENDの固有パラメータリストを指定します。
リスト形式は次のとおりです。

struct   dpc_endlst {
   long  msglen          ;
   char  reserve[16]     ;
   }

【入力】

long conv_id

DPCBEGINまたはDPCACCEPTで通知された会話の識別子を指定します。同一の会話内では、この識別子を使用してください。

long msglen

DPCENDで送信するメッセージデータの長さを指定します。
範囲:0~32767バイト

char reserve[16]

システム予約領域です。NULLを指定してください。

char *msg

DPCENDで送信するメッセージデータの格納領域を指定します。32767バイトまでのメッセージデータを送信することが可能です。メッセージデータ長が0の場合はNULLポインタの指定が可能です。

unsigned short apl_id

DPCOPENで通知されたアプリケーションの識別子を指定します。

【関数返却値】

リターンコードと同じ値が返されます。

【出力】

long ret_code

リターンコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。

long d_code

ローカルエラーコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。