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DP/Cライブラリ ソフトウェア開発キット V7.2 使用手引書L10

2.1.9 DPCABORT

【機能】

ホストアプリケーションに対して会話の強制終了を通知します。

【書式】

unsigned int WINAPI XDpc_Abort(dpc_comm,dpc_abtlst,apl_id)
   struct    dpc_comm      *dpc_comm      ;
   struct    dpc_abtlst    *dpc_abtlst    ;
   unsigned  short          apl_id        ;

◆構造体の説明◆

dpc_comm

会話関数の共通パラメータリストを指定します。
リスト形式は次のとおりです。

struct   dpc_comm {
   long  conv_id           ;
   long  ret_code          ;
   long  d_code            ;
   char  reserve[16]       ;
   }

dpc_abtlst

DPCABORTの固有パラメータリストを指定します。
リスト形式は次のとおりです。

struct   dpc_abtlst {
   unsigned char conabt[4]  ;
   char  reserve[16]        ;
   }

【入力】

long conv_id

DPCBEGINまたはDPCACCEPTで通知された会話の識別子を指定します。同一の会話内では、この識別子を使用してください。

char reserve[16]

システム予約領域です。NULLを指定してください。

unsigned short apl_id

DPCOPENで通知されたアプリケーションの識別子を指定します。

unsigned char conabt[4]

ホストアプリケーションに通知する会話ABORT理由コードを指定します。
例)ホストに“01af”を送信する場合

【関数返却値】

リターンコードと同じ値が返されます。

【出力】

long ret_code

リターンコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。

long d_code

ローカルエラーコードが返されます。詳細は、「DP/Cライブラリ V7.2 使用手引書 付録C リターンコード」を参照してください。