DB転送コマンドを選択すると、DB転送のウィンドウが表示されます。
以下の項目を設定します。
転送元データベース種別を選択します。
【DB設定】をクリックして詳細情報を設定します。データベース種別により、設定が異なります。
転送先データベース種別を選択します。
【DB設定】をクリックして詳細情報を設定します。データベース種別により設定が異なります。
作業用に作成するCSVファイルのファイル名またはフォルダを含んだファイルパス名を指定します。ファイル名が指定されていない場合"DPCDB.CSV"というファイル名で作成します。フォルダが指定されていない場合、DPCライブラリがインストールされているフォルダの「TMP」フォルダに作成されます。【参照】をクリックするとフォルダ参照ウィンドウが表示されます。
DB転送終了時に、一時作業ファイルを削除するかしないかを指定します。デフォルトは[する]です。一時作業ファイルを削除する設定で、一時作業ファイル名を省略している場合、一時作業ファイル名は"DPCDB.CSV"ではなく、システムでユニークなファイル名が使用されます。
注意
DB転送コマンドを同時に実行する場合、一時作業ファイル名は重複しない名前を指定するか、削除指定で一時作業ファイル名を省略してください。
DB転送するホストをコネクション確立で指定した相手システム名で指定します。最大8バイトです。
変換対象となるホストのファイル識別名を指定します。一時名のみ指定可能です。最大8バイトです。
ASCIIコードとEBCDICコード間の変換時のEBCDICコード側の種類を指定します。デフォルトはカナです。
転送対象がGS/PRIMEFORCE/Mシリーズの場合、ホスト側で設定するCNVDBコマンド文のコード変換種別と合わせておく必要があります。
接続するホストがGS/PRIMEFORCE/MシリーズかPG6000/GP6000/Kシリーズかを指定します。デフォルトはGS/PRIMEFORCE/Mシリーズです。
注意
ホストがGS/PRIMEFORCE/Mシリーズの場合は、ホストユーザCLISTに定義されるCNVDBの設定でデリミッタコード(DLM)に( , )を、ブラケットコード(BRC)に( ’ )を、最終デリミッタ付加種別(EDLM)に(N)をあらかじめ設定しておく必要があります。
詳細設定ウィンドウが表示されます。転送元DBと転送先DBでは表示されるウィンドウが異なります。
転送元DBの場合
ホストのファイルが必要なファイル容量をレコード数で指定します。指定可能な範囲は、1~65535です。
ホストのファイルが必要なファイル容量をレコード数で指定します。指定可能な範囲は、0~65535です。
ホストのファイルを新規に作成する場合、ファイルを作成するボリューム通し番号を指定します。最大6バイトです。
条件式を設定します。
ホストのデータベースとの変換の際に、必要なデータを選択する条件式を入力します。最大4096バイトまで設定できますが、条件式に記述できるバイト数は次の式により求めてください。
ホスト側の設定によっては省略可能です。
(式)
条件式で記述できるバイト数≦4096-(LOAD/UNLOAD文長+34)
+34は、LOAD/UNLOADコマンド文作成時に必要なWORK領域の長さです。
注意
[初期容量]、[二次容量]、[レコード長]、[ボリューム通し番号]を設定する場合はすべての項目を設定し、省略する場合はすべての項目を省略してください。
転送先DBの場合(PG6000/GP6000/Kシリーズの場合、詳細設定はありません)
条件式を設定します。
ホストのデータベースとの変換の際に、必要なデータを選択する条件式を入力します。最大4096バイトまで設定できますが、条件式に記述できるバイト数は次の式により求めてください。
ホスト側の設定によっては省略可能です。
(式)
条件式で記述できるバイト数≦4096-(LOAD/UNLOAD文長+格納形態文長+1+34)
+1は格納形態を指定した場合の連結スペースです。
+34は、LOAD/UNLOADコマンド文作成時に必要なWORK領域の長さです。
RDBII/SymfoWAREへの格納形態を指定します。最大58バイトです。ホスト側の設定によっては省略可能です。
ユーザIDを設定します。最大30バイトです。
パスワードを設定します。最大30バイトです。この項目は省略可能です。画面表示は「*」となります。
データソース名を設定します。最大32バイトです。
詳細情報を設定するウィンドウが表示されます。転送元DBと転送先DBでは表示されるウィンドウが異なります。
転送元DBの場合
転送するテーブル名を設定します。テーブル名の最大長はデータベースに依存しますが、ここでは400バイトまで指定できます。【参照】をクリックすると、テーブル名設定ウィンドウが表示されます。
データベースの検索条件を設定します。最大4096バイトです。この項目は省略可能です。
ブラケット文字を設定します。最大1バイトです。
デフォルトは「´ (シングルクォート)」です。
区切り文字を設定します。最大1バイトです。
デフォルトは「, (カンマ)」です。
注意
[ブラケット文字]および[区切り文字]は、ODBCドライバまたはデータベースで扱うSQL文の仕様に合わせてください。通常は、デフォルト値を変更する必要はありません。
テーブル中のカラムを選択するためのカラム選択ウィンドウが表示されます。カラム選択のデフォルトは「全選択」です。カラム選択をしなかった場合は「全選択」となります。
転送先DBの場合
転送するテーブル名を設定します。テーブル名の最大長は、データベースに依存しますが、ここでは400バイトまで指定できます。【参照】をクリックすると、テーブル名設定ウィンドウが表示されます。
コミット件数を設定します。設定できる範囲は、0~32767です。デフォルト値は100です。
0を設定した場合、最後までコミットはしません。
ブラケット文字を設定します。最大1バイトです。
デフォルトは「´ (シングルクォート)」です。
区切り文字を設定します。最大1バイトです。
デフォルトは「, (カンマ)」です。
転送先データベースに対する格納方法を指定します。
注意
[ブラケット文字]および[区切り文字]は、ODBCドライバまたはデータベースで扱うSQL文の仕様に合わせてください。通常は、デフォルト値を変更する必要はありません。
テーブル中のカラムを選択するためのカラム選択ウィンドウが表示されます。カラム選択のデフォルトは「全選択」です。カラム選択をしなかった場合は「全選択」となります。
テーブル名設定
[テーブル名]の【参照】をクリックすると、テーブル名設定ウィンドウが表示されます。
データベースのQualifier名を指定します。【参照】をクリックすると、Qualifier名選択ウィンドウが表示されます。この項目は省略可能です。
データベースのオーナー名を指定します。【参照】をクリックすると、オーナー名選択ウィンドウが表示されます。この項目は省略可能です。
データベースのテーブル名を指定します。【参照】をクリックすると、テーブル名選択ウィンドウが表示されます。
ポイント
Qualifier名、オーナー名、テーブル名は、それぞれ最大128バイトまで指定できます。
カラム選択
【カラム選択】をクリックすると、カラム選択ウィンドウが表示されます。
テーブル内に存在するカラム名を表示します。
複数選択できます。
テーブルから選択されたカラム名が表示されます。
複数選択できます。
「テーブルにあるカラム名」リストボックスで項目を選択してクリックすると、「選択したカラム名」リストボックスに、選択した項目を追加します。
「選択したカラム名」リストボックスで項目を選択してクリックすると、「選択したカラム名」から、選択した項目を削除し、「テーブルにあるカラム名」に追加されます。
「テーブルにあるカラム名」から、すべての項目を「選択したカラム名」に追加します。
ポイント
カラムは256列まで指定できます。
「テーブルにある+カラム名」および「選択したカラム名」の項目順番は、データベースから取得した項目順番を使用します。
以下はその例です。