72.1.1 COBOL COPY句入出力のメッセージ

ここでは、COBOL COPY句入出力時に発生するCOBOL COPY句のメッセージについて説明します。

警告・エラー発生時の注意事項

COBOL COPY句入出力でエラーが発生した場合、エラー情報が表示され、エラー情報がログファイルに出力します。ログファイルを参照して、内容を確認してください。ログファイルは、Formatmanagerクライアントのデータベース格納先フォルダに、“FCBerror.log”という名称で作成します。データベース格納先フォルダについては、“ISI Studioヘルプ”の“定義を操作する”の“ISIプロジェクトのプロパティを設定する”を参照してください。エラー情報は、COBOL COPY句入出力のメッセージ一覧を参照してください。
COBOL COPY句入出力でワーニングが発生した場合、ワーニング情報がログファイルに出力されます。ログファイルを参照して、内容を確認してください。ワーニング情報は、COBOL COPY句入出力のメッセージ一覧を参照してください。
ログファイルは、COBOL COPY句入出力を実行するたびに古いログファイルを削除し、新たに出力します。ただし、読込みが正常に終了した場合には、出力しません。

COBOL COPY句入出力のメッセージ一覧

FCB10001

%1行目の句は対象でないため読み飛ばしました。
句 =[%2]
項目名=[%3]

メッセージ種別

警告

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内にFEDIT/FLが処理できない句（対象外）があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった行数
%2：読み飛ばした句
%3：読み飛ばした句の項目名

FCB10002

%1行目のビット指定のVALUEが発見されたためVALUE句を読み飛ばしました。
DATA=[%2]

メッセージ種別

警告

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内にFEDIT/FLが処理できないVALUE句があります。(VALUE IS B“値”)
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった行数
%2：エラーになった行の内容

FCB10003

%1行目のPICTURE句においてUSAGE句と同時に指定できない句があったためUSAGE句を読み飛ばしました。
DATA=[%2]

メッセージ種別

警告

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内のPICTURE句においてUSAGE句と同時に指定できない句があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった行数
%2：エラーになった行の内容

FCB10004

%1行目の数値属性をH属性8桁に生成しました。
FEDIT/FLではこの項目の値を計算設定に使用できないため注意が必要です。
DATA=[%2]

メッセージ種別

警告

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内のバイナリ数値項目をFEDIT/FLのH属性に設定しました。
計算では使用できない項目なので注意してください。
%1：エラーになった行数
%2：エラーになった行の内容

FCB10005

BIT指定項目を 8,16,32,64の単位で１つの項目として生成しました。
項目名=[%1]

メッセージ種別

警告

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内のBIT項目を8,16,32,64の単位で1つの項目として生成しました。
フィールド名が変更されているので注意が必要です。
%1： 1つにまとめた項目名

FCB30001

指定されたCOBOL COPY句ファイル(%1)がオープンできません

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルのオープンに失敗しました。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名

FCB30002

FEDIT/FL定義を作成できません。
作成しようとするファイルがほかのアプリケーションが使用中でないか確認してください。
またはディスクスペースもしくは書込み可能属性についても確認してください。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルを出力する際に出力側のファイルがほかのアプリケーションによってOPEN中かディスクスペースに空き領域がない可能性があります。

FCB40001

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目の終わりがみつかりません。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルの行終端であるピリオドが見つからない行があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数

FCB40002

COBOL COPY句ファイル(%1)の定義数が 0 またはFEDIT/FLの最大定義数9999を超えました。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルから取得した項目数が結果として0であった場合かFEDIT/FLの最大数（9999）を超えています。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名

FCB40003

COBOL COPY句ファイル(%1) の%2行目の初期値(VALUE)がFEDIT/FLの設定文字数32Byteを超えています。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内で記述されたVALUE句の指定がFEDIT/FLの初期値設定文字数（32Byte）を超えている行があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数

FCB40004

COBOL COPY句ファイル(%1) の%2行目の数値に対する初期値(VALUE)がFEDIT/FLの設定文字数20Byteを超えています。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内で記述された数値属性に対するVALUE句の指定がFEDIT/FLの初期値設定数（20Byte）を超えている行があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数

FCB40005

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目のVALUE句に16進指定にもかかわらず16進文字でない文字があります。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内で記述されたVALUE句の指定が16進指定でありながら16進文字（0～9・A～F）で記述されていない行があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40006

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目のVALUE句の16進指定の文字数が奇数です
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内で記述されたVALUE句の指定が16進指定でありながら桁数が2の倍数で記述されていない行があります。
(VALUE IS X“16進文字” 16進文字:桁数は2の倍数)
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40007

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目のVALUE句の16進指定が2バイト文字の文字数になっていません。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内で記述されたVALUE句の指定が2バイト文字に対する16進指定でありながら桁数が4の倍数で記述されていない行があります。
(VALUE IS X“16進文字” 16進文字:桁数は4の倍数)
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40008

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目のVALUE句の記述が正しくありません。
またはVALUE句の桁数が項目桁数を超えています。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内で記述されたVALUE句の記述が正しくない行があります。
またはVALUE句の桁数が項目桁数を超えています。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40009

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目のOCCURS句の指定が正しくありません。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルのOCCURS句の指定が正しくない行があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40010

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目のレベル番号が正しくありません。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内のレベル番号記述が正しくない行があります。
レベル番号は01～49または77だけ有効となります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40011

COBOL COPY句ファイル(%1)の01レベルが定義の先頭でないため処理を中止しました。
“01レベルを無視”を“しない”にして再度実行してみてください。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル中に01レベルが発見できません。
先頭の記述を01レベルにするかFEDIT/FLでの読込み指定の際に“01レベルを無視”を“しない”にして再度実行してみてください。
%1：エラーになった入力ファイル名

FCB40012

COBOL COPY句ファイル(%1)の01レベルが複数存在しています。
“01レベルを無視”を“しない”にして再度実行してみてください。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル中に01レベルが複数あります。
記述内の01レベルを1つにするかFEDIT/FLでの読込み指定の際に“01レベルを無視”を“しない”にして再度実行してみてください。
なお、77レベルも01レベルと同等として扱います。
%1：エラーになった入力ファイル名

FCB40013

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目の項目名が255桁を超えています。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内の項目名の記述が正しくない行があります。
項目名は1～255桁内で記述してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40014

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目の属性・桁数の表記が正しくありません。
または指定できないUSAGE句がありました。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内の属性または桁数の記述が正しくない行があります。
または指定できないUSAGE句があります。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40015

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目の桁数が文字属性の最大桁数(%3Byte)を超えています。
DATA=[%4]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内の英数字または漢字属性に対する桁数の記述が正しくない行があります。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：最大桁数(Byte)
%4：エラーになった行の内容

FCB40016

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目の桁数が数値属性の最大桁数(20Byte)を超えています。
またはパック属性の最大桁数(19Byte)を超えています。
またはS9属性でBINARY・COMP・COMP-5指定の最大桁数(9Byte)を超えています。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内の数値属性に対する桁数の記述が正しくない行があります。
1～20桁で記述してください。
パック属性の場合は1～19桁で記述してください。
(パック属性:USAGE句がCOMP-3,PACKED-DECIMAL)
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40017

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目の属性がバイナリでありながら小数部指定があります。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内のバイナリ属性に対して小数部指定の記述があります。
小数部の記述を除外するか、属性を変更してください。
(バイナリ属性:USAGE句がBINARY,COMP,COMP-5,BIT)
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40018

COBOL COPY句ファイル(%1)からFEDIT/FLが集団項目を生成する際に集団項目の最大値(256)を超えました。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内の集団定義の数がFEDIT/FLの最大定義数（256）を超えています。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名

FCB40019

COBOL COPY句ファイル(%1)のBIT指定項目（%2行目以降から）の桁数が正しくありません。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内のBIT指定で、8,16,32,64bit以外の桁数があります。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数

FCB40020

FEDIT/FLの最大レコード長(99999)を超えているため処理を中止しました。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内の全項目の合計（レコード長）がFEDIT/FLの最大レコード長（99999）を超えています。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。

FCB40021

COBOL COPY句ファイル(%1) の%2行目に項目名が存在しません。または記述が正しくありません。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内の項目名が存在しない行があります。
または記述が正しくありません。
COBOL COPY句ファイルを確認してください。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40022

COBOL COPY句ファイル(%1)の%2行目にCOPY命令があります。
DATA=[%3]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイル内に許可しないCOPY命令があります。
%1：エラーになった入力ファイル名
%2：エラーになった行数
%3：エラーになった行の内容

FCB40023

指定されたCOBOL COPY句ファイル(%1)を出力する際に指定された行番号桁数をオーバーしました

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルを出力する際に画面で指定した行番号桁数を超えました。
画面に戻り、桁数を増加させて再度実行してください。
%1：エラーになった出力ファイル名

FCB40024

指定されたCOBOL COPY句ファイル(%1)を出力する際にレベル番号が49を超えました。

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルを出力する際にレベル番号（自動採番）が49を超えました。
集団定義を減少させるなどの対処が必要です。
%1：エラーになった出力ファイル名

FCB40025

指定されたCOBOL COPY句ファイル(%1)を出力する際に項目名が長過ぎて1行でおさまりませんでした。
項目名=[%2]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルを出力する際にレベル番号と項目名で1行におさまらなければなりません。
項目名を短くしてください。
%1：エラーになった出力ファイル名
%2：エラーになった項目名

FCB40026

指定されたCOBOL COPY句ファイル(%1)としてVALUE句で指定できない初期値がありました。
項目名=[%2]

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

COBOL COPY句ファイルを出力する際にCOBOL文法上許可しない初期値がありました。
FEDIT/FLの初期値定義を見直してください。
%1：エラーになった出力ファイル名
%2：エラーになった項目名

FCB50001

メモリの獲得に失敗しました。
code1=%1
code2=%2

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

メモリ不足が発生しました。
ほかのアプリケーションを終了させるなどして、利用できるメモリを確保したあとに再度実行してください。
%1：エラーコード1
%2：エラーコード2

FCB90001

システムエラーが発生しました。
code1=%1
code2=%2
code3=%3

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

システムエラーが発生しました。
code1、code2、code3を控えて、“第1章技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
%1：エラーコード1
%2：エラーコード2
%3：エラーコード3

FCB90002

予期せぬエラーが発生しました。
code1=%1
code2=%2
code3=%3

メッセージ種別

エラー

意味/対処方法

予期しないエラーが発生しました。
code1、code2、code3を控えて、“第1章技術員連絡の前に”を参照して対処してください。
%1：エラーコード1
%2：エラーコード2
%3：エラーコード3