RDBコマンドを使用するのに必要な環境変数を設定します。
参照
クラスタシステムでの運用を行う場合は、“11.11.1 環境変数の設定”を参照し、環境変数の設定を行ってください。
環境変数LANGに、以下のSymfoware/RDBのロケール(OSのデフォルトロケール)を設定します。
ja_JP.UTF-8
C
異なるロケールをLANGに指定した場合、RDBコマンドはエラーになります。なお、Symfoware/RDBやRDBコマンドが出力するqdgメッセージを英語で出力するには、環境変数LANGにCを指定してください。
Cロケールを使用する場合は、環境変数LESSCHARSETに“utf-8”を設定します。
ロケールを指定する環境変数には、LANGのほかに、LC_ALL、LC_MESSAGES があります。これらの環境変数が複数設定されている場合、LC_ALL > LC_MESSAGES > LANGの順で有効となります。
環境変数PATHに/opt/FJSVrdb2b/binを追加します。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに/opt/FJSVrdb2b/libを追加します。
環境変数RDBNAMEにRDBシステム名を設定します。
参照
アプリケーションを実行するのに必要な環境変数については、“Interstage Business Application Server アプリケーション開発ガイド”を参照してください。
■環境設定の例
以下にRDBコマンド使用時の環境設定の例を示します。
例1
bash、Bシェル、およびKシェルの場合
$ LANG=ja_JP.UTF-8 ; export LANG (注1) $ PATH=/opt/FJSVrdb2b/bin:$PATH ; export PATH $ LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH ; export LD_LIBRARY_PATH $ RDBNAME=rdbsys1 ; export RDBNAME (注2) |
注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.UTF-8”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。
注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。
例2
Cシェルの場合
% setenv LANG ja_JP.UTF-8 (注1) % setenv PATH /opt/FJSVrdb2b/bin:$PATH % setenv LD_LIBRARY_PATH /opt/FJSVrdb2b/lib:$LD_LIBRARY_PATH % setenv RDBNAME rdbsys1 (注2) |
注1) ここでは、Symfoware/RDBのロケールとして“ja_JP.UTF-8”を設定しています。実際に設定するときは、対象となる環境に合わせて設定してください。
注2) ここでは、RDBシステム名として“rdbsys1”を設定しています。実際に設定するときは、対象となるRDBシステムのRDBシステム名を設定してください。