マスタスケジュール管理機能を有効にして、運用している環境を他のサーバ上に構築する場合の手順について説明します。
注意
異なるOS間でのポリシー情報の抽出/配付はできません。また、同じOS間であっても、異なるコード系でのポリシー情報の抽出/配付はできません。詳細は、“A.3 ポリシー情報の抽出/配付のサポート範囲”を参照してください。
日ごとスケジュール管理のポリシー情報の抽出/配付を行う場合、事前に配付先のスケジュールモードも日ごとスケジュール管理にしておいてください。詳細は、“2.3.1 日ごとスケジュール管理の設定”を参照してください。
通常スケジュールにポリシー情報を配付した場合、運用日管理プロジェクトは通常のプロジェクトとして扱われ、運用日ごとの管理がされなくなります。
マスタ情報の抽出は、抽出元のサーバに運用日管理プロジェクトが存在しない状態で行ってください。運用日管理プロジェクトも一緒に配付すると、配付先のサーバでスケジュール情報の分散時に、登録異常になる場合があります。
配付先のサーバで登録異常が発生した場合は、stemSchDeleteプロジェクト削除コマンドで運用日管理プロジェクトを削除した後、再度手動でスケジュール実行を行ってください。