ジョブスケジューラ 1.0~4.xから本バージョンへ移行する場合の注意事項、および非互換項目を以下に示します。
本バージョンに移行するには、“移行時の注意事項と非互換項目の確認範囲”を参照して、移行時の注意事項と非互換項目を順番に確認してください。
注意事項
Xウィンドウ上で動作する画面は提供されません。
[対処方法]
クライアント機能を使用してください。
Solaris版のパッケージ名が変更されているため、データベースディレクトリが、/var/opt/FSUNJOBSCから/var/opt/FJSVJOBSCに、インストールディレクトリが、/opt/FSUNJOBSCから/opt/FJSVJOBSCに変更されています。
[対処方法]
なし
セキュリティの向上のため、プロジェクトの概念が導入されています。ジョブを登録するためには、システム管理者(スーパーユーザ)が前もってプロジェクトを登録しておく必要があります。以前の登録ユーザは、プロジェクトの所有者として扱われます。
これに伴い、以下の点が変更になりました。
-[ジョブの履歴]ウィンドウに表示されるユーザ名が、プロジェクト名に変更されます。
-jobschprintコマンドで出力されるユーザ名が、プロジェクト名に変更されます。
-出口プログラムのパラメタとして渡されていたユーザ名が、プロジェクト名に変更されます。
[対処方法]
なし
クライアントの全画面について、形式および操作方法を変更しました。
[対処方法]
新規機能追加および機能改善のため、対処方法はありません。
登録情報の変更に伴い、コマンドのパラメタ、制御文形式および出力形式を変更しました。
[対処方法]
新規機能追加および機能改善のため、対処方法はありません。
休日カレンダおよび日変わり時刻の設定機能をカレンダ機能に移行しました。
[対処方法]
休日カレンダおよび日変わり時刻の設定は、カレンダ機能を利用して行ってください。
非互換項目
ジョブネットで参照しているカレンダおよび起動日雛形は削除できません。
[対処方法]
なし
ジョブネットおよびグループの新規登録時は、ジョブフロー情報のみ登録するように変更しました。
[対処方法]
起動時刻などの詳細な情報は、プロパティとして、後から変更してください。