[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]に表示されたメッセージの内容に応じた障害の調査、状況の確認をするために、イベントから連携製品の詳細画面を直接呼び出します。連携製品の呼び出しは、メッセージのイベント種別に定義されたコマンドを呼び出すことで関連付けられた画面を起動することができます。
定義コマンドには、URLまたはアプリケーションの実行を指定することができ、メッセージ本文のテキストをパラメタとして渡し、連携製品側でメッセージを解析し異常が発生したリソースの詳細画面を呼び出します。
また、連携製品の画面呼び出し時には、Systemwalker Centric Managerの認証情報をパラメタとして渡し、連携製品への再認証を行うことでSystemwalkerシングル・サインオン(※)の画面呼び出しを行うことができます。
(※) Systemwalker Operation Managerを呼び出した場合は、以下のような動作となります。
Systemwalker Operation Manager のバージョンレベルがV13.4.0以降の場合
[Systemwalkerコンソール]にログインしたユーザーIDがSystemwalker Operation Managerでも使用できる場合は、認証は行われず、Systemwalker Operation Managerの画面が起動します。[Systemwalkerコンソール]にログインしたユーザーIDがSystemwalker Operation Managerで使用できない場合は、Systemwalker Operation Managerの認証画面が起動されます。
Systemwalker Operation Manager のバージョンレベルがV13.3.1以前の場合
[Systemwalkerコンソール]にログインしたユーザーIDの権限は継承されず、必ずシステム管理者の権限でSystemwalker Operation Managerが起動します。
以下に、[Systemwalkerコンソール]の[監視イベント一覧]に表示されたメッセージから詳細画面の直接呼び出しに対応した製品を示します。また、その他の連携製品については、“連携製品一覧”を参照してください。
製品名 | 概要 | 連携製品のOS、V/L |
---|---|---|
Systemwalker Operation Manager | 本製品は、クライアント/サーバシステムにおいて、システムの自動運用、ジョブの自動実行、ジョブ実行環境の制御、ジョブの監視・操作、および自動バックアップを統合した運用管理機能を提供するソフトウェア製品です。 | Windows版 V12.0L10~ |
Systemwalker Service Quality Coordinator | 本製品は、大きく分けて性能情報や資源情報を収集するAgent機能、収集した情報をモニタリングするコンソール機能、収集した情報をもとにデータの分析・表示を行うレポート機能とWebサイトの管理を行うWebサイト管理機能を提供するソフトウェア製品です。 | Windows版 |
Systemwalker IT Service Management | 本製品は、SLA(Service Level Agreement)に基づくサービスレベルの管理(サービスレベル管理機能)、システム変更作業の計画~申請~承認~実施を管理(変更管理機能)、異常検出、問い合わせ発生~応急対処を管理(インシデント管理機能)、トラブル根本原因の調査~解決を管理(問題管理機能)を提供するソフトウェア製品です。 | Windows版 |