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Interstage Job Workload Server V9.3.0 セットアップガイド
Interstage

C.2 バッチ実行機能の設定項目

バッチ実行機能の設定項目を以下に示します。

パラメタ一覧

設定できるパラメタには以下があります。

パラメタ名

パラメタ値

省略値

application abnormal value

none
バッチ実行基盤で使用できるユーザアプリケーションの復帰コードにおいて、 -999999999~999999999の範囲で値が返却された場合、ジョブは正常終了します。

more:50
バッチ実行基盤で使用できるユーザアプリケーションの復帰コードにおいて、50以上の値が返却された場合、ジョブは異常終了します。

省略可能です。
本パラメタを省略した場合およびパラメタ値を省略した場合は、noneになります。

パラメタの記述形式

パラメタの記述形式を以下に示します。

記述例

バッチ実行機能の設定項目の記述例を以下に示します。

# Batch executer service tuning file
[service]
application abnormal value=more:50

設定項目の確認

バッチ実行サービス起動中に、バッチ実行サービス用チューニングファイルで設定したバッチ実行機能の設定項目に関する情報は、以下の“バッチ実行サービス動作情報ファイル”を参照することで確認できます。

バッチ実行サービス動作情報ファイルの格納場所

/etc/opt/FJSVibsbx/.executor/ibsbxtuning.exec

Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\etc\FJSVibsbx\.executor\ibsbxtuning.exec

上記のファイルをテキストエディタなどで開いて参照します。

バッチ実行サービス動作情報ファイルの内容

バッチ実行サービス動作情報ファイルの内容は、バッチ実行機能の設定項目と同じ形式です。

すべての設定項目について、パラメタと値が記述されます。

バッチ実行サービス動作情報ファイルの内容例を以下に示します。

# operational information of batch executor service tuning file
[service]
application abnormal value=more:50

バッチ実行サービス動作情報ファイルについて
  • バッチ実行サービス起動時にファイルが更新されます。

  • バッチ実行サービス起動時にファイルが存在しない場合は作成されます。

  • バッチ実行サービスを停止してもファイルは削除されません。

  • バッチ実行サービス起動中にファイルに対して以下の操作は行わないでください。設定項目の確認ができなくなります。

    • ファイルの更新

    • ファイルの削除