ファイル管理機能の設定項目を以下に示します。
パラメタ一覧
設定できるパラメタには以下があります。
パラメタ名 | パラメタ値 | 省略値 |
---|---|---|
space check mode | on off | 省略可能です。 |
change file group ownership | on off | 省略可能です。 |
パラメタの記述形式
パラメタの記述形式を以下に示します。
パラメタを記述した行には、パラメタ以外の文字を記述しないでください。コメントを記述する場合は、コメント行に記述してください。
パラメタ名、パラメタ値および“=”の前後に指定した空白、タブは無視します。
空行が指定された場合は無視します。
記述形式に以下の誤りがあった場合、バッチ実行サービスの開始が失敗します。
“パラメタ名=パラメタ値”、“パラメタ名=(パラメタ値省略)”の形式になっていない場合
パラメタ値の内容に誤りがあった場合
プラットフォームの違いなど、サポートしていないパラメタが指定された場合は、そのパラメタの指定は無効になります。
[service]が重複している場合は、最初に記載された[service]内の設定が有効となります。
[service]内に同じパラメタを重複して記述した場合は、最初に記述したパラメタが有効になります。
記述例
ファイル管理機能の設定項目の記述例を以下に示します。
# Batch executer service tuning file |
設定項目の確認
バッチ実行サービス起動中に、バッチ実行サービス用チューニングファイルで設定したファイル管理機能の設定項目に関する情報は、以下の“ファイル管理動作情報ファイル”を参照することで確認できます。
/etc/opt/FJSVibsbx/.filemngr/ibsbxtuning.fmgr |
上記のファイルをテキストエディタなどで開いて参照します。
ファイル管理動作情報ファイルの内容は、ファイル管理機能の設定項目と同じ形式です。
すべての設定項目について、パラメタと値が記述されます。
ファイル管理動作情報ファイルの内容例を以下に示します。
# operational information of batch executer service tuning file |
バッチ実行サービス起動時にファイルが更新されます。
バッチ実行サービス起動時にファイルが存在しない場合は作成されます。
バッチ実行サービスを停止してもファイルは削除されません。
バッチ実行サービス起動中にファイルに対して以下の操作は行わないでください。設定項目の確認ができなくなります。
ファイルの更新
ファイルの削除