アプリケーションが復帰コード50以上で復帰したときを異常終了として扱いたい場合について説明します。
ここでの設定は、以下の動作に影響します。
設定しない場合、アプリケーションの復帰コードを設定しても、バッチジョブ定義において、ジョブステップ定義の[実行条件定義]、および資源定義の[資源の後処理]では正常終了として評価されます。
設定した場合、アプリケーションが復帰コード50以上で復帰したときを異常終了として扱います。異常終了とは、バッチジョブ定義において、ジョブステップ定義の[実行条件定義]、および資源定義の[資源の後処理]で異常終了として評価されます。
アプリケーションが復帰コード50以上で復帰したときを異常終了として扱うための設定は、バッチ実行サービス用チューニングファイルに指定します。
バッチ実行サービス用チューニングファイルの設定内容は、バッチ実行サービスの開始で有効となります。
バッチ実行サービス用チューニングファイルのコピー
バッチ実行サービス用チューニングファイルを以下のとおりコピーしてください。
なお、他の設定のために、すでにバッチ実行サービス用チューニングファイルをコピーしている場合は、コピーは不要です。
コピー元
/opt/FJSVibsbx/sample/ibsbxtuning.conf
コピー先
/etc/opt/FJSVibsbx/ibsbxtuning.conf
コピー元
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\etc\sample\ibsbxtuning.conf
コピー先
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\etc\FJSVibsbx\ibsbxtuning.conf
バッチ実行サービス用チューニングファイルの編集
バッチ実行サービス用チューニングファイルに、以下を記述します。
以下に例を示します。(太字が記述内容です)
# Batch executer service tuning file [service] |
#: コメント行
他の設定のために、すでにバッチ実行サービス用チューニングファイルを編集している場合は、“application abnormal value =...”の行を追記します。(太字が記述内容です)
# Batch executer service tuning file |
バッチ実行サービス用チューニングファイルの記述形式
バッチ実行サービス用チューニングファイルの詳細は、“付録C バッチ実行サービス用チューニングファイルの設定”を参照してください。