バッチワークユニットの環境設定として、コマンド/スクリプト用のアプリケーション連携実行基盤定義ファイルの編集を行います。
コマンド/スクリプト用のアプリケーション連携実行基盤定義ファイルの編集
アプリケーション連携実行基盤定義ファイルは、アプリケーション連携実行基盤の定義情報を保持するファイルです。“2.3.1.1 文字コードの設計”にて決定した、バッチ実行基盤で使用する文字コードを設定します。
コマンド/スクリプト用のアプリケーション連携実行基盤定義ファイルは、以下の2つがあります。両方のファイルを編集する必要があります。
スレッドモードの場合
/etc/opt/FJSVibsbx/aplconf/thread/apfwrt-config.xml
プロセスモードの場合
/etc/opt/FJSVibsbx/aplconf/process/apfwrt-config.xml
コマンド/スクリプト用のアプリケーション連携実行基盤定義ファイルは、以下の1つだけです。
Interstage Job Workload Serverのインストールディレクトリ\ijob\etc\aplconf\thread\apfwrt-config.xml
設定するタグと値は以下のとおりです。
タグ名:server-charset(framework-configタグ配下)
設定値:文字コードとして以下のいずれかを指定します
EUCの場合:EUC
SJISの場合:SJISMS
UTF-8の場合:UTF8
EUCの場合:EUC
UTF-8の場合:UTF8
SJISの場合:SJISMS
UTF-8の場合:UTF8
上記以外の項目は編集しないでください。
コマンド/スクリプト用のアプリケーション連携実行基盤定義ファイルに、使用するコード系としてEUCを指定した例を以下に示します。(太字が変更した部分です)
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <apfw-config> <framework-config> <cobol-usage>off</cobol-usage> <server-charset>EUC</server-charset> |
*上記の例は、修正に関係のない行は省略しています