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Interstage Job Workload Server V9.3.0 運用ガイド
Interstage

3.3.2 バッチサービスが異常停止した場合

バッチ業務運用中に、バッチサービス内で致命的な異常が発生した場合や、外的要因などにより、バッチ受付サービス、およびバッチ実行サービスの両方が異常停止した場合の対処について説明します。

バッチサービスの異常停止の確認

バッチサービスが異常停止した場合、バッチサービスのエラーメッセージがシステムログ(Windows(R)の場合はイベントログ)に出力されます。
エラーメッセージの意味や対処を確認後、“バッチ受付サービスの状態確認”、および“バッチ実行サービスの状態確認”を行い、バッチ受付サービスと、バッチ実行サービスが両方とも停止していることを確認してください。

片方のサービスだけが停止していた場合には、バッチシステムの運用再開手順などが異なります。
バッチ受付サービスだけが停止していた場合には“3.3.3 バッチ受付サービスが異常停止した場合”を参照してください。
バッチ実行サービスだけが停止していた場合には“3.3.4 バッチ実行サービスが異常停止した場合”を参照してください。

対処とバッチシステムの運用再開

バッチサービスが異常停止した場合、以下の手順で、対処とバッチシステムの運用を再開してください。


ジョブスケジューラ製品のSystemwalker Operation Managerの運用停止、開始方法については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”を参照してください。

バッチ受付サービスまたはバッチ実行サービスの対処

バッチ受付サービス、およびバッチ実行サービスが異常停止したときに出力されたエラーメッセージの対処を行ってください。


バッチ実行サービスの開始

2.1.1.4.1 バッチ実行サービスの開始”の手順に従って行ってください。


バッチ受付サービスの開始

2.1.1.4.2 バッチ受付サービスの開始”の手順に従って行ってください。

3.3.2.1 ジョブの扱い

バッチサービスが異常停止したときにジョブキューに存在したジョブの、バッチシステム再開後の扱いは、バッチ受付サービスの異常停止時の“3.3.3.1 ジョブの扱い”と同じです。

運用者は“3.4.1 ジョブが異常終了した場合の対処”の手順に従ってください。