バッチシステム運用中に、Interstage Application Serverが異常停止した場合、バッチ実行基盤も異常停止します。
Interstageの異常事象によっては、バッチ実行基盤が停止しない場合があります。
この場合には、技術員に連絡してください。
以下の手順で対処および、バッチシステムの運用再開を行ってください。
ジョブスケジューラ製品のSystemwalker Operation Managerの運用停止、開始方法については、“Systemwalker Operation Manager 使用手引書”を参照してください。
Interstageの対処
バッチシステム運用中に、Interstage Application Serverで異常停止した場合は、システムログ(Windows(R)の場合はイベントログ)に出力されたエラーメッセージの対処を行ってください。
Interstageの起動状態の確認
Interstageの起動状態をもとに、動作中のサービスが存在しないか確認してください。
Interstageの起動状態の表示は、以下のisstatコマンドで行います。
isstat |
isstatコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。
Interstageの停止
Interstageの起動状態の確認で、動作中のサービスが存在した場合には、Interstageを停止してください。
“2.1.2.4 Interstageの停止”の手順に従って行ってください。
Interstageの起動
“2.1.1.2 Interstageの起動”の手順に従って行ってください。
バッチワークユニットの起動
|
“2.1.1.3 バッチワークユニットの起動”の手順に従って行ってください。
バッチ実行サービスの開始
“2.1.1.4.1 バッチ実行サービスの開始”の手順に従って行ってください。
バッチ受付サービスの開始
“2.1.1.4.2 バッチ受付サービスの開始”の手順に従って行ってください。
バッチ実行基盤の稼働状態確認
“2.1.1.5 バッチ実行基盤の稼働状態確認”の手順に従って行ってください。
Interstageが異常停止したときにジョブキューに存在したジョブの、バッチシステム再開後の扱いは、バッチ受付サービスの異常停止時の“3.3.3.1 ジョブの扱い”と同じです。
運用者は“3.4.1 ジョブが異常終了した場合の対処”の手順に従ってください。