-atオプションで指定できるオプションと指定例を以下に示します。
オプション | 説明 |
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-t タイムアウト時間 | データベース検索入力支援を利用することができる最大時間(タイムアウト時間)を秒単位で指定します。タイムアウト時間は60(1分)以上、43200(12時間)以下の範囲で指定してください。
また、データベース検索入力支援部品の呼出しは以下の場合に行われます。
なお、上記1.、2.の時間がタイムアウト時間を越えた場合、タイムアウトのエラーになります。 |
-n 最大表示件数 | 検索結果表示画面に表示可能なデータベース検索結果の最大件数を指定します。最大表示件数は1以上、999以下の範囲で指定してください。初期値は、15件です。 |
-l | 登録されている入力支援に関する補助情報が表示されます。 |
注意
本コマンドの初期起動時に-atオプションを指定した場合、ログイン情報を登録するプロンプトが表示されます。
-qiオプションでデータベース接続環境全般を登録しておく必要があります。
-tオプションと-lオプション、または-nオプションと -lオプションは同時に指定できません。
-tオプション、および-nオプションは同時に指定することができます。また、どちらか1つだけ指定することも可能です。その場合、指定したオプションだけ追加または更新します。
【例】タイムアウト時間に“300”、最大表示件数に“10”を登録する場合
mxsetdbenv -at -t 300 -n 10 |
注意
正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。
タイムアウト時間を長く設定すると第三者から攻撃される可能性が高くなるため、タイムアウト時間は、タイムアウトが発生しない範囲で短めに設定してください。
【例】タイムアウト時間を“1800”に更新する場合
mxsetdbenv -at -t 1800 |
注意
正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。
【例】登録されている入力支援に関する補助情報を表示する場合
(タイムアウト時間に“300”、最大表示件数に“10”が登録されている場合)
mxsetdbenv -at -l タイムアウト時間:300 最大表示件数:10 |