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 Formcoordinatorデータベース検索入力支援機能ユーザーズガイド

G.1.4 -atオプション

-atオプションで指定できるオプションと指定例を以下に示します。

オプション

説明

-t タイムアウト時間

データベース検索入力支援を利用することができる最大時間(タイムアウト時間)を秒単位で指定します。タイムアウト時間は60(1分)以上、43200(12時間)以下の範囲で指定してください。
初期値は、1800秒(30分)です。
タイムアウトの対象として計測されるのは以下の時間となります。

  1. OutputDataBuilderクラスを利用し、データベース検索入力支援機能を使用している電子フォームを表示してから、データベース検索入力支援部品を呼出すまでの時間

  2. データベース検索入力支援部品を呼出した後、次のデータベース検索入力支援部品を呼出すまでの時間

また、データベース検索入力支援部品の呼出しは以下の場合に行われます。

  • イベント定義で、データベース検索入力支援機能が実行されたとき

  • 検索条件入力画面で[検索]ボタンをクリックしたとき

なお、上記1.、2.の時間がタイムアウト時間を越えた場合、タイムアウトのエラーになります。

-n 最大表示件数

検索結果表示画面に表示可能なデータベース検索結果の最大件数を指定します。最大表示件数は1以上、999以下の範囲で指定してください。初期値は、15件です。
このオプションが指定されていない場合は、最大表示件数の登録内容は変更されません。

-l

登録されている入力支援に関する補助情報が表示されます。


注意

  • 本コマンドの初期起動時に-atオプションを指定した場合、ログイン情報を登録するプロンプトが表示されます。

  • -qiオプションでデータベース接続環境全般を登録しておく必要があります。

  • -tオプションと-lオプション、または-nオプションと -lオプションは同時に指定できません。

  • -tオプション、および-nオプションは同時に指定することができます。また、どちらか1つだけ指定することも可能です。その場合、指定したオプションだけ追加または更新します。

【例】タイムアウト時間に“300”、最大表示件数に“10”を登録する場合

  mxsetdbenv -at -t 300 -n 10

注意

  • 正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。

  • タイムアウト時間を長く設定すると第三者から攻撃される可能性が高くなるため、タイムアウト時間は、タイムアウトが発生しない範囲で短めに設定してください。

【例】タイムアウト時間“1800”に更新する場合

  mxsetdbenv -at -t 1800

注意

正しく登録できた場合は、メッセージは表示されません。

【例】登録されている入力支援に関する補助情報を表示する場合
(タイムアウト時間に“300”、最大表示件数に“10”が登録されている場合)

  mxsetdbenv -at -l
タイムアウト時間:300
最大表示件数:10