Webアプリケーションで使用する電子フォームのデータ、およびJava APIのパラメタの設定値について説明します。
■ 電子フォームのデータの設定値
電子フォームのデータの設定値を次に示します。
電子フォームの設定値に依存します。
バーコード種別により、次に示す値で設定する必要があります。
バーコード種別 | 使用できる文字種 | データ長 | 設定できるデータのサイズ | |
---|---|---|---|---|
JAN標準 | 数字0~9 | 12 | データ長と同じ | |
JAN短縮 | 数字0~9 | 7 | データ長と同じ | |
Code 3 of 9 | 数字0~9 | 1~999 | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
Code 3 of 9(EIAJ準拠) | 数字0~9 | 1~999 | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
INDUSTRIAL 2 OUT OF 5 | 数字0~9 | 1~999 | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
INTERLEAVED 2 OUT OF 5 | 数字0~9 | 1~999 | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
NW-7 | 数字0~9 | 3~34 | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
カスタマ | 数字0~9 | 20(注4) | データ長と同じ | |
Code 128 | ASCIIコード128文字 | 1~999(注5) | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
EAN-128 | ASCIIコード128文字、ファンクションキャラクタ4文字(注6) | 1~999(注5) | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
EAN-128(コンビニエンスストア向け) | 数字0~9(注7) | 44(注8) | データ長と同じ(注9)(注10) | |
UPC バージョンA | 数字0~9 | 11 | データ長と同じ | |
UPC バージョンE | 数字0~9 | 6 | データ長と同じ | |
EAN-13 | 数字0~9 | 12 | データ長と同じ | |
U.S. POSTNET | Delivery Point Code | 数字0~9 | 11 | データ長と同じ |
ZIP+4 Code | 数字0~9 | 9 | データ長と同じ | |
5-Digit ZIP Code | 数字0~9 | 5 | データ長と同じ | |
QR Code(モデル1) | ASCIIコード128文字 | 1~9999 | 電子フォームのデータ長の設定値以下 | |
QR Code(モデル2) | ASCIIコード128文字 | 1~9999 | 電子フォームのデータ長の設定値以下 |
(注1) | Code 3 of 9(EIAJ準拠)のデータ先頭には、お使いのEIAJ様式に従った識別子を指定してください。指定できる識別子は、“Z”、“3N”、および“1P”で、これ以外の識別子を指定された場合はエラーになります。 |
(注2) | Code 3 of 9(EIAJ準拠)の横幅(印刷方向が90度、または270度の場合は縦幅)は無効となり、次に示す電子フォームの項目と、指定されたデータ長に従って描画します。
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(注3) | NW-7では、英字のA~Dは、START/STOPコードとして使用します(データ長に含まれます)。 |
(注4) | カスタマバーコードは、7桁の郵便番号と13桁の住所表示番号の合計20桁で構成されます。郵便番号7桁は必ず指定してください。住所表示番号が13桁に満たない場合は、左詰にして、残りの部分には空白文字を指定してください。 |
(注5) | Code 128、EAN-128、QR Code(モデル1)、およびQR Code(モデル2)のデータ長は、Base64にエンコードする前のデータ長です。エンコードしたあとのデータが上記データ長の範囲を超える値であっても、エンコードする前のデータが上記データ長の範囲内であれば指定できます。 |
(注6) | EAN-128のファンクションキャラクタには、FNC1~FNC4が使用できます。 |
(注7) | EAN-128(コンビニエンスストア向け)のデータ先頭2バイトには“91”を指定してください。“91”以外のデータを指定した場合はエラーになります。 |
(注8) | EAN-128(コンビニエンスストア向け)の44文字目には、所定の計算方法にもとづいた全体チェックデジットを指定する必要があります。この44文字目は省略可能で(空白文字を指定)、省略された場合、自動計算した全体チェックデジットを付加してバーコードを描画します。
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(注9) | EAN-128(コンビニエンスストア向け)の横幅(印刷方向が90度、または270度の場合は縦幅)は無効となり、"60mm"以内に収まる最大のバーコードを描画します。 |
(注10) | EAN-128(コンビニエンスストア向け)では、「クワイエットゾーンの描画方法」の指定は無効です。必ず「範囲内」が指定されているものとして処理されます。 |
(注11) | QRコードの項目長の範囲については、「◆ QRコードの出力最大文字数」を参照してください。 |
(注12) | QR Code(モデル1)、QR Code(モデル2)において、出力文字数が分割数より小さい場合はエラーになります。 |
(注13) | QR Code(モデル1)、QR Code(モデル2)は正方形の形状をしているため、指定範囲の短辺の正方形のサイズで描画します。 |
◆ QRコードの出力最大文字数
QRコードで出力できる最大文字数(分割した場合は、分割した1つのバーコードに出力できる最大文字数)は、以下を目安に計算してください。ただし、出力するデータの文字種が混在している場合は、文字種が切り替わるごとに、切り替えるためのデータが付加されるため、実際に出力できる文字数は計算した文字数よりも少なくなります。
バーコード種別 | 誤り訂正 | 文字種ごとに出力できる最大文字数 | ||
---|---|---|---|---|
比率(%) | 数字だけ(注) | 英数字+記号 | JIS8だけ(注) | |
QR Code(モデル1) | 7 | 1167 | 707 | 486 |
QR Code(モデル2) | 7 | 7089 | 4296 | 2953 |
(注1) | 出力データに含まれる文字種が以下のいずれかのみであった場合の最大文字数です。
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■Webブラウザから送信されるデータの設定値
Webブラウザから送信されるデータをWebアプリケーションで処理する場合の設定値を次に示します。
内容 | 設定値 |
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添付ファイル名 |
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処理できるデータ全体のサイズ |
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XMLデータの最大サイズ | 10メガバイト(注) |
添付ファイルの最大サイズ | 10メガバイト(注) |
(注1) | Java APIで設定値の指定を変更できます。 |
■Java APIのパラメタの設定値
Java APIの文字型パラメタの設定値を次に示します。
内容 | 設定値 |
---|---|
電子フォーム名 | 「G.1 電子フォームの設定値」の電子フォーム名と同じ |
電子フォーム格納パス(電子フォーム名を含めたフルパス名)の最大文字数 |
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hidden項目名 | 30文字 |
hidden項目の値 | 524288文字 |
そのほかのパラメタ | 設定なし |
各メソッドの設定値については、「C.1 Java API」の各メソッドの説明を参照してください。
■環境設定の設定値
環境設定の設定値を次に示します。
内容 | 設定値 |
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電子フォーム格納先ディレクトリ |
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電子フォーム格納先URL |
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Web入力表示部品URL |
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文字イメージ化JSP |
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JBKプラグインの設定ファイルの付加文字列 |
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