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 Formcoordinatorユーザーズガイド

3.2.2 サーブレットでWebアプリケーションを作成する

サーブレットは、Java Servlet API 2.2以降を利用して作成します。
サーブレットを作成する場合の留意点を次に示します。

3.2.2.1 URIエンコードについて

FormcoordinatorのJava APIで、スキーム名に「file://」を指定する場合(以降、fileプロトコルと称します)およびWebアプリケーションの仮想パスを指定する場合、URIエンコードする必要があります。
文字列をMIMEタイプ(「x-www-form-url 符号化」形式と呼ばれる)に変換することをURIエンコードといいます。

URIエンコードはSun MicrosystemsのJava APIであるjava.net.URLEncoderを利用できます。
java.net.URLEncoderを利用する場合は以下のように指定してください。

Windows例:

// 電子フォーム格納パスが「file:///c:/電子フォーム格納パス」の場合
String formPath =
  java.net.URLEncoder.encode("file:///c:/電子フォーム格納パス", 
    System.getProperty("file.encoding"));

SolarisLinux例:

// 電子フォーム格納パスが「file:////home/電子フォーム格納パス」の場合
String formPath =
  java.net.URLEncoder.encode("file:////home/電子フォーム格納パス", 
    System.getProperty("file.encoding"));

注意

プラットフォームのデフォルトの文字エンコーディングで変換してください。