Java APIを使用するWebアプリケーションの処理の流れを次に示します。
例:Webブラウザとデータの送受信を行う処理の流れ
例:コントローラを使用して業務プログラムを振り分ける場合の処理の流れ
例:電子フォームに添付されたファイルのデータを取得する場合の処理の流れ
例:サーバ印刷を行う場合の処理の流れ
例:Base64のエンコードおよびデコードを行う場合の業務プログラムの処理の流れ
Java APIを使用すると、次に示す処理を実行できます。
処理 | 説明 | クラス名 | メソッド名 |
---|---|---|---|
入力XMLデータの取得 | Webブラウザの電子フォームに入力されたXMLデータを取得します。 | InputDataBuilder | getXMLData() |
雛形XMLデータの取得 | 画面や帳票へ出力するXMLデータの雛形を取得します。 getTemplateItemAttribute()メソッドは推奨されていません。XMLデータの構造変更により、項目制御情報はItemAttributeAccessクラスを利用してください。 | OutputDataBuilder | getTemplateXMLData()、 |
HTMLデータの生成 | 初期値のXMLデータを使用して、Webブラウザに表示するための電子フォームのHTMLデータを生成します。 | OutputDataBuilder | write() |
添付ファイルのデータの取得 | 添付ファイルのデータを取得します。 | InputDataBuilder | getAttachedFile()、 |
AttachedFile | AttachedFileクラスのAPI全般 | ||
パラメタ形式の取得 | パラメタがapplication/x-www-form-urlencoded(CGIパラメタ形式)かmultipart/form-data(XMLデータ形式)かを返します。 | HtmlFormUtil | getEnctyp() |
パラメタ名の取得 | 指定されたパラメタ名に対応するパラメタ値を検索して取得します。 getParameterNames()メソッドは推奨されていません。利用した場合は、翻訳時に警告エラーが出力されます。 そのため、getParameter()メソッドを利用して制御してください。 | HtmlFormUtil | getParameterNames()、 |
電子フォーム名の取得 | 電子フォーム名を取得します。 | HtmlFormUtil | getDescriptorNames() |
Base64のエンコードおよびデコード | バイナリデータからBase64へのエンコードを行います。また、Base64からバイナリデータへのデコードを行います。 | Base64 | Base64クラスのAPI全般 |
XMLデータの取得および設定 | 入出力項目に、項目のXpathでアクセスします。 DOMインターフェースを意識しないで簡単にXMLデータの設定・取得を行います。 | XmlDataAccess | XmlDataAccessクラスのAPI全般 |
項目制御情報の設定 | 指定された項目の項目制御情報に項目名でアクセスします。 | ItemAttributeAccess | ItemAttributeAccessクラスのAPI全般 |
項目の情報の取得 | 電子フォームに設定されている項目に対する項目名一覧やXPath名一覧、備考情報一覧などの情報を取得します | EformInfo | EformInfoクラスのAPI全般 |
電子フォームに設定されている項目の項目種別や備考情報などの情報を取得します。 | ItemInfo | getItemType()、getRemarks() | |
電子フォームに設定されている数字項目の情報を取得します。 | NumberItemInfo | getMaxColumn()、 | |
電子フォームに設定されているテキスト項目の情報を取得します。 | TextItemInfo | getMaxCharacter()、 | |
電子フォームに設定されている矩形テキスト項目の情報を取得します。 | RectTextItemInfo | getMaxCharacter()、 | |
電子フォームに設定されているバーコード項目の情報を取得します。 | BarcodeItemInfo | getMaxDataLength() | |
帳票印刷 | 推奨されていません。 | PrintDataBuilder | PrintDataBuilderクラスのAPI全般 |
Java APIの詳細については、「C.1 Java API」を参照してください。