ページの先頭行へ戻る
 Formcoordinatorユーザーズガイド

3.2.1 Java APIを使用するWebアプリケーションの処理の流れ

Java APIを使用するWebアプリケーションの処理の流れを次に示します。

例:Webブラウザとデータの送受信を行う処理の流れ

例:コントローラを使用して業務プログラムを振り分ける場合の処理の流れ

例:電子フォームに添付されたファイルのデータを取得する場合の処理の流れ

例:サーバ印刷を行う場合の処理の流れ

例:Base64のエンコードおよびデコードを行う場合の業務プログラムの処理の流れ

Java APIを使用すると、次に示す処理を実行できます。

処理

説明

クラス名

メソッド名

入力XMLデータの取得

Webブラウザの電子フォームに入力されたXMLデータを取得します。

InputDataBuilder

getXMLData()

雛形XMLデータの取得

画面や帳票へ出力するXMLデータの雛形を取得します。

getTemplateItemAttribute()メソッドは推奨されていません。XMLデータの構造変更により、項目制御情報はItemAttributeAccessクラスを利用してください。

OutputDataBuilder

getTemplateXMLData()、
getTemplateItemAttribute()

HTMLデータの生成

初期値のXMLデータを使用して、Webブラウザに表示するための電子フォームのHTMLデータを生成します。

OutputDataBuilder

write()

添付ファイルのデータの取得

添付ファイルのデータを取得します。

InputDataBuilder

getAttachedFile()、
getAttachedFileNames()

AttachedFile

AttachedFileクラスのAPI全般

パラメタ形式の取得

パラメタがapplication/x-www-form-urlencoded(CGIパラメタ形式)かmultipart/form-data(XMLデータ形式)かを返します。

HtmlFormUtil

getEnctyp()

パラメタ名の取得

指定されたパラメタ名に対応するパラメタ値を検索して取得します。

getParameterNames()メソッドは推奨されていません。利用した場合は、翻訳時に警告エラーが出力されます。

そのため、getParameter()メソッドを利用して制御してください。

HtmlFormUtil

getParameterNames()、
getParameter()

電子フォーム名の取得

電子フォーム名を取得します。

HtmlFormUtil

getDescriptorNames()

Base64のエンコードおよびデコード

バイナリデータからBase64へのエンコードを行います。また、Base64からバイナリデータへのデコードを行います。

Base64

Base64クラスのAPI全般

XMLデータの取得および設定

入出力項目に、項目のXpathでアクセスします。

DOMインターフェースを意識しないで簡単にXMLデータの設定・取得を行います。

XmlDataAccess

XmlDataAccessクラスのAPI全般

項目制御情報の設定

指定された項目の項目制御情報に項目名でアクセスします。

ItemAttributeAccess

ItemAttributeAccessクラスのAPI全般

項目の情報の取得

電子フォームに設定されている項目に対する項目名一覧やXPath名一覧、備考情報一覧などの情報を取得します

EformInfo

EformInfoクラスのAPI全般

電子フォームに設定されている項目の項目種別や備考情報などの情報を取得します。

ItemInfo

getItemType()、getRemarks()

電子フォームに設定されている数字項目の情報を取得します。

NumberItemInfo

getMaxColumn()、
getDecimalPosition()、
getInputClass()

電子フォームに設定されているテキスト項目の情報を取得します。

TextItemInfo

getMaxCharacter()、
getInputClass()、
getInputType()

電子フォームに設定されている矩形テキスト項目の情報を取得します。

RectTextItemInfo

getMaxCharacter()、
getInputClass()、
getInputType()

電子フォームに設定されているバーコード項目の情報を取得します。

BarcodeItemInfo

getMaxDataLength()

帳票印刷

推奨されていません。
サーバでの帳票印刷はList Creatorを使用してください。

PrintDataBuilder

PrintDataBuilderクラスのAPI全般

Java APIの詳細については、「C.1 Java API」を参照してください。