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SystemwalkerService Catalog Manager V14g クラウド運用管理ダッシュボード使用手引書
Systemwalker

3.3.4 VMホストの登録解除

VMホストの登録解除方法を説明します。VMwareおよびXenの場合とHyper-Vの場合で登録解除方法が異なります。

VMware ESX/VMware ESXiおよびXenの場合

VMホストの登録を解除するには、Systemwalker Service Quality Coordinatorの接続アカウント定義ファイル、および、リモート監視定義ファイルから該当する管理対象サーバの情報を削除し、Systemwalker Service Quality Coordinatorの更新コマンドを実行します。各ファイルの詳細につきましては「Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書」の「3.2 仮想資源管理」「3.2.3 監視サーバの設定」をご覧ください。

管理サーバからVMホストを登録解除する手順は次のようになります。

  1. ダッシュボードサーバにログインします。

  2. 接続アカウント定義ファイルを編集して管理対象サーバの情報を削除します。以下の例にあるように管理対象サーバのIPアドレスに対応したエントリーがあるので削除してください。

    • ファイル格納場所

      【Windows】
      (Systemwalker Service Catalog Managerのインストールフォルダ)配下の
       SQC_DATA\control\remoteAccount.txt

      例(インストールフォルダがC:\Fujitsu\Systemwalkerの場合)

      C:\Fujitsu\Systemwalker\SQC_DATA\control\remoteAccount.txt

      【Linux】
      /etc/opt/FJSVssqc/remoteAccount.txt
    • ファイル形式

      iniファイル形式

    • 例:管理対象サーバのIPアドレスが192.168.103.65、ユーザーがsqcsqc001、パスワードがpassword001の場合

      [192.168.103.65]
      CONNECTTYPE=HTTPS
      USER=sqcsqc001
      PASSWORD=bpnM2i65/s9aK+KuUl1CdQ==
  3. リモート監視定義ファイルを編集して管理対象サーバの情報を削除します。以下の例にあるように管理対象サーバのIPアドレスに対応したエントリーがあるので削除してください。

    • ファイル格納場所

      【Windows】
      (Systemwalker Service Catalog Managerのインストールフォルダ)配下の
       SQC_DATA\control\remoteAgent.txt

      例(インストールフォルダがC:\Fujitsu\Systemwalkerの場合)

      C:\Fujitsu\Systemwalker\SQC_DATA\control\remoteAgent.txt

      【Linux】
      /etc/opt/FJSVssqc/remoteAgent.txt
    • ファイル形式

      iniファイル形式

    • 例:管理対象サーバのIPアドレスが192.168.103.65の場合

      [192.168.103.65]
      HOSTNAME=192.168.103.65
      VMTYPE=ESXI
      ACCOUNT=192.168.103.65
      CONNECTION=ON
  4. Systemwalker Service Quality Coordinatorの更新コマンドを実行します。

    【Windows】

    コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

    > cd (Systemwalker Service Catalog Managerのインストールフォルダ)\SWCTMG\Dashboard\bin
    > updateSQC.bat
    (例:インストールフォルダがC:\Fujitsu\Systemwalkerの場合)
    > cd C:\Fujitsu\Systemwalker\SWCTMG\Dashboard\bin
    > updateSQC.bat
    【Linux】

    以下のコマンドを実行します。

    # cd /opt/FJSVctdsb/bin
    # ./updateSQC.sh

参考

VMホストを登録解除した後もそのVMホストを使い続ける場合には、「3.3.1.1 VMホストでのリソース情報収集設定」でVMホストに対して行った設定を必要に応じて元に戻してください。具体的には次のようになります。

  • 追加したユーザーの削除(例:sqcsqc001)

Hyper-Vの場合

Hyper-Vの場合、ダッシュボード開発環境を使用してVMホストの登録を解除します。

注意

ダッシュボード開発環境を使用する場合は、ダッシュボード開発環境を構築する必要があります。
ダッシュボード開発環境の構築手順については「A.1 ダッシュボード開発環境の構築」を参照してください。

以下にVMホストの登録の解除手順を説明します。

  1. ダッシュボード開発環境の「定義」ビューの定義ツリーの「監視対象システムへの接続」をダブルクリックします。

  2. 表示される一覧から[02:Windows]を選択します。

  3. 監視対象への接続設定画面のPDBSensorConfの[TargetServletNameList]に登録されているVMホストを削除します。[TargetServletNameList]から登録されているVMホストをすべて削除する場合は、VMホストを削除後、「-」を入力してください。

注意

VMホストの登録解除を行った後は、「3.4.1 Systemwalker Service Quality Coordinatorのエージェントのアンインストール【Windows】」に示す手順で、Systemwalker Service Quality Coordinatorのエージェントをアンインストールしてください。