ここでは、利用者管理コマンドを利用して、入社などにより組織内に新規利用者を登録する手順を示します。
注意
本操作は、提供部門による利用者管理を行っている際に利用します。利用部門による利用者管理を行っている場合、利用部門で利用者の登録が行えます。
利用者の登録手順
利用者情報定義ファイルを作成します。
新規登録するユーザーのユーザーID、初期パスワードなどを利用者情報定義ファイルに設定します。利用者情報定義ファイルの組織番号には、新規登録を行う利用者が所属する組織番号を設定します。
利用者の登録コマンドを実行します。
【Windows】
インストール先フォルダ\SecurityManagement\bin\ctsec_adduser.bat -inputfile <利用者情報定義ファイル>
【Linux】
/opt/FJSVctsec/bin/ctsec_adduser.sh -inputfile <利用者情報定義ファイル>
利用者の登録コマンドの成功応答を確認します。
●新規利用者が利用部門管理者の場合、以下の4項から7項までの手順を実施します。
利用者情報一覧コマンドを実行します。
【Windows】
インストール先フォルダ\SecurityManagement\bin\ctsec_getuserlist.bat -all -orgid <登録先の組織番号> -outputfile <出力ファイル名> [-overwrite]
【Linux】
/opt/FJSVctsec/bin/ctsec_getuserlist.sh -all -orgid <登録先の組織番号> -outputfile <出力ファイル名> [-overwrite]
利用者情報を変更します。
登録したユーザーIDを検索し、該当利用者の利用者種別コードのカラムを「0004」へ設定し、利用者情報変更定義ファイルとして保存します。
利用者の情報変更コマンドを実行します。
【Windows】
インストール先フォルダ\SecurityManagement\bin\ctsec_upduser.bat -inputfile <利用者情報変更定義ファイル>
【Linux】
/opt/FJSVctsec/bin/ctsec_upduser.sh -inputfile <利用者情報変更定義ファイル>
利用者の情報変更コマンドの成功応答を確認します。
システム運用管理者は、登録した利用者へユーザーIDと初期パスワードなどの情報をメールなどで通知します。
注意
利用者管理コマンドで利用者を追加した場合、利用者には登録メールが通知されません。システム運用管理者から利用者へユーザーIDや初期パスワードなど必要な情報を必ず通知してください。
初期パスワードを早期に変更するよう、利用者に指示してください。