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SystemwalkerService Catalog Manager V14g インフラサービス機能運用ガイド 管理者編
Systemwalker

2.6.3 サービス申請の無効化

リストアによって申請プロセスが存在しなくなったサービスの申請(利用申請、仕様変更、解約)を無効にして、申請が可能な状態に復旧する方法について説明します。

注意

オンラインバックアップでバックアップした資源を復旧する場合に行います。オフラインバックアップだけを行った場合は、本操作は必要ありません。

以下の手順で、申請が可能な状態に復旧します。

  1. Systemwalker Software Configuration Managerを起動します。

    Systemwalker Software Configuration Managerが起動されていない場合は起動してください。
    Systemwalker Software Configuration Managerの起動方法は、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g 運用ガイド”を参照してください。

  2. recoverAllServiceコマンドを実行します。

    注意

    コマンドの実行には管理者権限が必要です。

    【Windows】

    <Systemwalker Service Catalog Managerインストールディレクトリ>\SWCTMG\MyPortal\bin\recoverAllService.bat

    処理結果は、標準出力に出力されます。
    処理結果の内容とその意味を以下に示します。

    処理結果

    復帰値

    メッセージ

    正常終了

    0

    復旧したサービスについて以下を出力します。
    申請種別,組織番号,オーナー(利用者),VSYS-ID,サービス利用名

    申請種別は以下のとおりです。

    • SUBSCRIPTION(利用申請)

    • RECONFIGURATION(仕様変更)

    • CANCELLATION(解約)

    処理終了時は以下を出力します。
    recovered service : 復旧したサービス数

    エラー

    1

    Systemwalker Software Configuration Managerの管理機能との接続で失敗した場合は以下を出力します。

    Error:VSYS connection failed.

    Systemwalker Software Configuration Managerの管理機能からエラーが返却された場合は以下を出力します。

    Error:<VSYSのエラー内容>

    以下に実行例を示します。

    > recoverAllService.bat
    SUBSCRIPTION,SE0C92RW,admin01,SE0C92RW-R7CMAALFU,RHEL5_x86_SimpleType test01
    SUBSCRIPTION,SE0C92RW,user01,SE0C92RW-Q6CVNE3XQ,user01直接申請
    SUBSCRIPTION,RKUVRN9I,ctuser01,RKUVRN9I-4KOI076TF,st_recover5_forChangeSpec_2_10_dentest2
    SUBSCRIPTION,TSM0X72G,user03,TSM0X72G-7NS07C0M5,windows2008
    SUBSCRIPTION,0JFIHRXO,user04,0JFIHRXO-T9E4JHHXU,RHEL55x64_NIC4
    SUBSCRIPTION,TSM0X72G,user03,TSM0X72G-VBG4XA7E2,service1
    SUBSCRIPTION,TSM0X72G,user03,TSM0X72G-XDHP35MWX,service2
    RECONFIGURATION,0JFIHRXO,admin01,0JFIHRXO-S8EA4MQU0,RHEL5_x86_SimpleType3
    SUBSCRIPTION,0JFIHRXO,user02,0JFIHRXO-1HN6VXPEV,user02申請
    CANCELLATION,SE0C92RW,user04,SE0C92RW-Q6CVOYK9J,仕様変更無し
    recovered service : 10
  3. 組織番号をもとに、利用者情報一覧コマンドを使用し、ユーザーのメールアドレスを取得します。
    利用者情報一覧コマンドについては、“A.2.4 利用者情報一覧”を参照してください。

  4. 取得したメールアドレスのユーザーに対して、再申請が必要であることを通知します。