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SystemwalkerService Catalog Manager V14g 導入ガイド
Systemwalker

4.2.9 CMDBエージェントの開始・終了メッセージのイベントログ出力の抑止設定

CMDBエージェントでは、利用状況で表示する構成情報の収集のために、情報収集の開始・終了時に以下のメッセージをイベントログに出力しています。

このCMDBエージェントによる情報収集は5分間隔で行われるため、情報収集の開始・終了メッセージがイベントログに頻繁に出力されることになります。
CMDBエージェントの情報収集の開始・終了メッセージのイベントログ出力を抑止する場合には、CMDBの動作環境ファイルを変更する必要があります。

修正する動作環境ファイルは以下のとおりです。

CMDBをインストールしたサーバに格納されている上記のファイルを修正します。以下に修正手順を説明します。

cmdb.propertiesの設定

  1. 以下のファイルを開きます。

    【Windows】

    <CMDBインストールディレクトリ1>\FJSVcmdbm\axis2\WEB-INF\services\mdr_cfmg\cmdb.properties
    <CMDBインストールディレクトリ1>\FJSVcmdbm\axis2\WEB-INF\services\mdr_ctmg\cmdb.properties (注)

    注)<CMDBインストールディレクトリ1>は、製品のインストール順序によって異なります。
    例えば、Cドライブに製品をインストールした場合、以下のようになります。

    • Systemwalker Runbook Automationの前にSystemwalker Service Catalog Manager をインストールした場合

      C:\Fujitsu\Systemwalker\CMDBM
    • Systemwalker Runbook AutomationのあとにSystemwalker Service Catalog Manager をインストールした場合

      C:\Fujitsu\Systemwalker\SWRBAM\CMDB

    【Linux】

    /opt/FJSVcmdbm/axis2/WEB-INF/services/mdr-cfmg/cmdb.properties
    /opt/FJSVcmdbm/axis2/WEB-INF/services/mdr-ctmg/cmdb.properties
  2. 動作環境ファイルの以下の項目を設定します。

    設定項目

    説明

    schedule.syslog.disable

    開始・更新メッセージについてイベントログ出力を抑止する場合は"true"を、抑止しない場合は"false"を設定します。

    設定例を以下に示します。

    #fcmdb.epr.file_management
        …略
    schedule.syslog.disable=true
        …略
  3. コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

    【Windows】

    <CMDBインストールディレクトリ1>\FJSVcmdbm\bin\cmdbstop
    <CMDBインストールディレクトリ1>\FJSVcmdbm\bin\cmdbstart (注)

    注)<CMDBインストールディレクトリ1>については、1.を参照してください。
    【Linux】

    /opt/FJSVcmdbm/bin/cmdbstop
    /opt/FJSVcmdbm/bin/cmdbstart

注意

  • cmdb.propertiesファイルを編集する場合は、schedule.syslog.disable以外の設定項目を変更しないでください。

  • cmdb.propertiesファイルを編集する前に編集前のファイルを退避してください。schedule.syslog.disable以外の設定項目を変更した場合には、退避したファイルを元に戻してください。