Systemwalker Software Configuration Managerのオーバーコミット機能が有効な場合、運用ポータルのサーバ一覧に表示するCPUおよびメモリの設定を変更することができます。Systemwalker Software Configuration Managerのオーバーコミット機能の設定については、“Systemwalker Software Configuration Manager V14g 運用ガイド”の“第5章 保守”を参照してください。
注意
オーバーコミット機能を使用する場合は、Systemwalker Software Configuration Managerのオーバーコミット機能の設定と合わせる必要があります。
修正する動作環境ファイルは以下のとおりです。
viewlist_ja.xml
CMDBをインストールしたサーバに格納されている上記のファイルを修正します。以下に修正手順を説明します。
viewlist_ja.xml
以下のファイルを開きます。
【Windows】
<CMDBインストールディレクトリ1>\FJSVcmdbm\CMDBConsole\WEB-INF\classes\viewlist_ja.xml
注) <CMDBインストールディレクトリ1>は、製品のインストール順序によって異なります。
例えば、Cドライブに製品をインストールした場合、以下のようになります。
Systemwalker Runbook Automationの前にSystemwalker Service Catalog Manager をインストールした場合
C:\Fujitsu\Systemwalker\CMDBM
Systemwalker Runbook AutomationのあとにSystemwalker Service Catalog Manager をインストールした場合
C:\Fujitsu\Systemwalker\SWRBAM\CMDB
動作環境ファイルの以下の項目を設定します。
設定項目 | 説明 |
---|---|
serverByOrg.bottom.column.8.isEnable | CPU予約周波数を表示する場合は"true"を、表示しない場合は"false"を設定します。 |
serverByOrg.bottom.column.11.isEnable | メモリ予約サイズを表示する場合は"true"を、表示しない場合は"false"を設定します。 |
設定例を以下に示します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <properties> …略 <entry key="serverByOrg.bottom.column.8.isEnable">true</entry> <entry key="serverByOrg.bottom.column.8.label">CPU予約周波数(GHz)</entry> <entry key="serverByOrg.bottom.column.8.path">/cmdb:item/cmdb:record[@type='observed']/rc:LogicalServer/@reservedCPUClock</entry> <entry key="serverByOrg.bottom.column.8.width">135</entry> …略 <entry key="serverByOrg.bottom.column.11.isEnable">true</entry> <entry key="serverByOrg.bottom.column.11.label">メモリ予約サイズ(GB)</entry> <entry key="serverByOrg.bottom.column.11.path">/cmdb:item/cmdb:record[@type='observed']/rc:LogicalServer/@reservedMemorySize</entry> <entry key="serverByOrg.bottom.column.11.width">130</entry> …略 </properties>
注意
Systemwalker Software Configuration Managerのオーバーコミット機能が無効の場合に、viewlist_ja.xmlのオーバーコミットの設定を有効にすると、CPU予約周波数およびメモリ予約量の列は表示されますが、値は表示されません。
viewlist_ja.xmlファイルを編集する場合は、serverByOrg.bottom.column.8.isEnable、serverByOrg.bottom.column.11.isEnable以外の設定項目を変更しないでください。
viewlist_ja.xmlファイルを編集する前に編集前のファイルを退避してください。serverByOrg.bottom.column.8.isEnable、serverByOrg.bottom.column.11.isEnable以外の設定項目を変更した場合には、退避したファイルを元に戻してください。