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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド
Interstage

2.25 CORBAサービスアプリケーション呼出し

Java EE実行環境上のCORBAクライアントアプリケーションから、マルチ言語サービスのCORBAサービス環境上で運用するCORBAサーバアプリケーションをIIOP通信で呼び出すことができます。



Java EE実行環境上のCORBクライアントアプリケーションで利用可能な機能を以下の表に示します。

機能名

マルチ言語サービスのCORBAサービス

Java EEのCORBA

静的起動インタフェース

コード変換機能 (注1)

GSとのORB接続を行うための業務アプリケーション開発

GSとのORB接続(運用) (注2)

Javaアプレット

動的起動インタフェース

CORBAサーバ機能


(CORBAクライアント→CORBAサーバ)


(CORBAクライアント→Java EEサーバ)

HTTPトンネリング

SSL通信

ロードバランス機能

インタフェースリポジトリサービス

○:サポート  -:未サポート

注1)詳細は、「利用可能なコード系」を参照してください。
注2)JDK6だけサポートします。

注意

  • 接続対象となるCORBAサーバアプリケーションは、Interstage V9.2以降またはInterstage for GSの環境で構築されている必要があります。

  • any型および共用体(union)は、利用できません。

利用可能なコード系

接続対象となるCORBAサーバアプリケーションのコード系とコード変換可能な組み合わせは、以下のとおりです。
なお、外字は未サポートです。

CORBAサーバアプリケーションのコード系

UNICODE

UTF8

EUC(S90)

EUC(U90)

ShiftJIS

ShiftJIS MS

JEF ASCII

JEF英小文字

JEFカナ

UNICODE

UTF8

EUC

U90

SJIS

SJISMS

JEF_ASCII

JEF_LOWER

JEF_KANA

クライアント

UNICODE

○(注1)

×

○(注1)

○(注1)

○(注2)

○(注2)

○(注2)

○:コード変換対象  -:コード変換非対象(変換しない)  ×:コード変換不可

注1)string型だけEUC、SJIS、およびSJISMSをサポートします。wstring型、wchar型ではEUC、SJIS、およびSJISMSは未サポートです。
注2)Java EEでは、以下のいずれかを使用する必要があります。なお、Interstage Studioのバージョン・レベルについては、「システム設計ガイド」の「ソフトウェア条件」-「アプリケーション実行時に必要なクライアント側のソフトウェア」-「その他」を参照してください。

利用可能なシステムプロパティ(JVMオプション)

Java EE実行環境で指定可能な以下のシステムプロパティが利用可能です。