Java EE実行環境のIJServerクラスタ上で運用するアプリケーションから、J2EE実行環境のIJServer上で運用するEJBアプリケーションをIIOP通信で呼び出すことができます。J2EE実行環境のIJServer上のEJBアプリケーションの呼び出しは、Interstage Java EEのJNDI機能を利用します。
注意
J2EE実行環境とJava EE実行環境はともにInterstage V10以降の環境で構築されている必要があります。
異なるJavaバージョン間での呼び出し(JDK6で動作するJava EE実行環境からJDK5で動作するJ2EE実行環境のEJBアプリケーションの呼び出し)は可能ですが、この場合には低いJavaバージョンの機能範囲で利用してください。
呼び出し可能なEJBアプリケーションはSession Beanです。Entity BeanやMessage-driven Beanは直接呼び出すことができませんので、Session Beanを経由して各アプリケーションを呼び出してください。
J2EE実行環境のIJServerの設定で、"分散トランザクションを使用する"は"使用しない"(デフォルト設定)としてください。
EJB規約のセキュリティ機能(メソッドパーミッション、セキュリティ関連のメソッド、リソース接続者管理機能、run-as security機能)は利用しないでください。