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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)
Interstage

4.4.1 クライアント環境の設定

クライアントアプリケーションのコンパイル/実行時に、環境変数CLASSPATHに設定するクラスライブラリを以下に示します。クライアント環境設定の詳細については、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」を参照してください。


ライブラリ名

ファイル名

格納パス

Currentインタフェースライブラリ

otscurrent_java2.jar

  または
otscurrentsv_java2.jar

本ファイルの格納パスについては、「4.6 クライアント開発環境の設定」を参照してください。

ORBAサービス提供ライブラリ

ODjava4.jar

本ファイルの格納パスについては、「アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)」の「提供プログラム」-「CORBAサービスの提供プログラム」-「ライブラリ」-「サーバ用ライブラリ」を参照してください。

本ファイルは、サーバ上でトランザクション制御するクライアントアプリケーションを動作させる場合に使用します。


環境変数CLASSPATHの設定例を以下に示します。


set  CLASSPATH=.;C:\Interstage\ODWIN\etc\class\ODjava4.jar;C:\Interstage\ots\pc\lib\JAVA\otscurrent_java2.jar;%CLASSPATH%

CLASSPATH=/opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar:/opt/FSUNots/pc/lib/JAVA/otscurrent_java2.jar:$CLASSPATH
export CLASSPATH

CLASSPATH=/opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar:/opt/FJSVots/pc/lib/JAVA/otscurrent_java2.jar:$CLASSPATH
export CLASSPATH

ポイント

クライアントアプリケーションを以下の製品で実行する場合は、上記の環境変数CLASSPATHの設定に加えて、さらにクライアント上で環境設定を行う必要があります。

  • Interstage Application Server Standard-J Edition

  • Interstage Web Server


以下の手順で環境設定を行ってください。
注)本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。


  1. クライアントに、上記ファイルおよび以下のファイルをコピーします。

    C:\Interstage\bin\otscurrentsv_java.dll
  2. 環境変数PATHに、1.のコピー先のディレクトリを設定します。


  1. クライアントに、上記ファイルおよび以下のファイルをコピーします。

    /opt/FSUNots/lib/libotscurrentsv_java.so
  2. 環境変数LD_LIBRARY_PATHに、1.のコピー先のディレクトリを設定します。


  1. クライアントに、上記ファイルおよび以下のファイルをコピーします。

    /opt/FJSVots/lib/libotscurrentsv_java.so
  2. 環境変数LD_LIBRARY_PATHに、1.のコピー先のディレクトリを設定します。