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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)
Interstage

D.3.3 ネーミングサービス

(3) ネーミングサービスのサンプルプログラムの実行例を説明します。

種別

フォルダ(注)

備考

ネーミングサービス/listメソッド

%OD_SAMPLES%\complex\samplelist.C\naming\list

C

%OD_SAMPLES%\complex\samplelist.C++\naming\list

C++

ネーミングサービス/bind, resolve, destroyメソッド

%OD_SAMPLES%\complex\samplelist.C\naming\bind, resolve, destroy

C

%OD_SAMPLES%\complex\samplelist.C++\naming\bind, resolve, destroy

C++

注)
ここで使用している環境変数は、以下です(Interstageのインストールフォルダ:デフォルト)。

環境変数

OD_SAMPLES

C:\Interstage\ODWIN\src\sample


D.3.3.1 ネーミングサービス/listメソッド


<作成>

アプリケーションの作成手順として、Microsoft(R) Visual Studio(R)を使用した場合の実行例を以下に示します。


1. アプリケーションのビルド

エクスプローラなどからソリューション(.sln)ファイルをダブルクリックしてMicrosoft(R) Visual Studio(R)を起動し、以下の手順でビルドします。

  1. 起動されたMicrosoft(R) Visual Studio(R)のメニューバーから「ビルド」-「構成マネージャ」を選択して、「アクティブ ソリューション構成」で「Release」を選択します。

    「アクティブ ソリューション プラットフォーム」で「x64」を選択します。

  2. 起動されたVisual C++(R)のメニューバーから「ビルド」-「ソリューションのビルド」を選択してアプリケーションを作成します。
    ビルド時に警告メッセージが出力されることがありますが、動作上は問題ありません。


<実行>

作成したアプリケーションの実行手順を以下に示します。


1. アプリケーションの登録

コマンドプロンプトを起動し、サンプルアプリケーションフォルダへ現フォルダを移動します。その後、registar.batを実行して、サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。

register.bat

2. アプリケーションの起動

exec-CL.batを実行して、アプリケーションを起動し、結果を確認します。

exec-CL.bat

3. アプリケーションの登録削除

unregister.batを実行して、不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。

unregister.bat

D.3.3.2 ネーミングサービス/bind, resolve, destroyメソッド

<作成>

D.3.3.1 ネーミングサービス/listメソッド”の<作成>を参照してください。
bind、resolve、destroyのそれぞれについてビルドしてください。


<実行>

作成したアプリケーションの実行手順を以下に示します。

1. アプリケーションの登録

コマンドプロンプトを起動し、bindフォルダへ現フォルダを移動します。その後、registar.batを実行して、サンプルプログラムを実行するために必要なインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを登録します。

register.bat

2. bindメソッドアプリケーションの起動

exec-CL.batを実行して、bindメソッドアプリケーションを起動します。アプリケーションが正常に動作した場合は、何も出力されません。

exec-CL.bat

3. resolveメソッドアプリケーションの起動

コマンドプロンプトにおいて、resolveフォルダへ現フォルダを移動します。その後、exec-CL.batを実行して、resolveメソッドアプリケーションを起動します。アプリケーションが正常に動作した場合は、何も出力されません。

exec-CL.bat

4. destroyメソッドアプリケーションの起動

コマンドプロンプトにおいて、destroyフォルダへ現フォルダを移動します。その後、exec-CL.batを実行して、destroyメソッドアプリケーションを起動します。アプリケーションが正常に動作した場合は、何も出力されません。

exec-CL.bat

5. アプリケーションの登録削除

コマンドプロンプトにおいて、bindフォルダへ現フォルダを移動します。その後、unregister.batを実行して、不要となったサンプルプログラムのインプリメンテーションリポジトリIDとオブジェクトリファレンスを削除します。

unregister.bat