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 Apcoordinator入門ガイド
Interstage

3.3.3 ユーザ定義型とデータ保存クラス作成

内部のデータ形式にあわせて以下のクラスを作成します。

上記2つのクラスの雛型生成は、クラス生成ウィザードを用いて行います。以下のように行います。

最初にユーザ定義型"DataManager"を作成します。この"DataManager"では、シリアライズを使用するので、java.io.Serializableをインプリメントする必要があります。

Interstage Studioのメイン画面で、 [ファイル]メニューの[新規] > [クラス]を選択します。[新規]画面が表示されます。

設定する項目は以下のとおりです。 (インターフェース追加についての説明はこの下です)

項目

説明

ソースフォルダ

board/src(デフォルト値)

パッケージ名

board(パッケージ名を入力する)

エンクロージング型

チェックなし(デフォルト値)
入れ子のクラスにするどうか(当サンプルではチェックは入れません)

名前

DataManager(作成するクラス名を入力する)

修飾子

publicにチェックをいれる(デフォルト値)

スーパークラス

java.lang.Object (デフォルト値)

インターフェース

インプリメントするインターフェースを追加する
Serializableを一覧より選択する

作成するメソッドスタブの選択

継承された抽象メソッドにチェックをいれる(デフォルト値)
各項目にチェックを入れるとそれに沿ったソースコードが生成されます

コメントの生成

チェックなし(デフォルト値)

インプリメントするインタフェースを追加するため、[追加]ボタンを押します。以下の画面が表示されます。

画面が表示されたら入力フィールドに、"Serializable"と入力してください。

インプリメントするインタフェースを入力するか[一致する項目]より選択します。

クラス名(実際はインタフェース名)が確定したら、[OK]を押します。

[完了]ボタンをクリックします。Javaソースが生成されます。

生成されたソース"DataManager.java"を、Interstage Studioで編集を行い、赤字の個所を追加します。

UserRecord.javaに関しては、下記のコードをそのまま利用してください。DataManagerと同様にして空のクラスを作成後に、コピーアンドペーストで貼りつけてください。

以上でユーザ定義クラスと、表一覧データを保存するクラスができました。