稼働状況表示コマンドを実行したときのトラブル、および対処方法について説明します。
稼働状況表示コマンド(dccstatus)を実行したときに、画面に以下のメッセージが表示され、異常終了する。
FSP_INTS-IS_IIS: ERROR: dcc09140-e: 通信ができません。(dccstatus エラーコード=-8030641)
psコマンドを使用し、資源管理常駐プロセス(dcdaemon)が起動しているか確認します。
ps -ef | grep dcdaemon <Enter>
dcdaemonプロセスが表示されない場合、dcdaemonが起動していないために、稼働状況表示コマンドが異常終了しています。
dccstatusコマンドはdcdaemonと通信を行います。dcdaemonが動作していない環境でdccstatusコマンドを実行すると、通信が行えず、異常終了します。
dcdaemonを起動し、再実行してください。
dcdaemonの起動については“運用ガイド”の“抽出制御サーバの起動”を参照してください。
参考
dcdaemonと通信を行うコマンドは次のとおりです。
稼働状況表示コマンド(dccstatus)
終了指示コマンド(dccterm)
これらのコマンドを実行するためにはdcdaemonが起動されている必要があります。