名前
形式
sfcrscinfo -m [ -a | -i fsid | device ]
機能説明
sfcrscinfo は DSS サーバの DSS ファイルシステムの情報を出力します。
オプション
以下のオプションが指定できます。
作成済のすべての DSS ファイルシステムの情報を出力します。
DSS ファイルシステムの MDS, AC の情報を出力します。
-a オプションとあわせて指定した場合は、作成済のすべての DSS ファイルシステムの情報を出力します。
-m オプションだけの場合は、マウント中の DSS ファイルシステムの情報を出力します。
fsid で指定されたファイルシステムの情報を表示します。
DSS ファイルシステムの代表パーティションの、ブロック特殊ファイルのパス名を指定します。
使用例
sfcrscinfo -m /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 <Enter> /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106: FSID MDS/AC STATE S-STATE RID-1 RID-2 RID-N hostname 1 MDS(P) run - 0 0 0 mikan 1 AC run - 0 0 0 mikan 1 MDS(S) wait - 0 0 0 karin 1 AC run - 0 0 0 karin
関連項目
sfcmntstat(8)
注意事項
本コマンドは、スーパーユーザーだけ実行可能です。
本コマンドは、DSS サーバの情報だけを出力するため、DSS クライアントを含めた全体の情報を確認するには、sfcmntstatを使用してください。
表示項目の見出しと意味
表示項目とその内容と意味を以下に示します。
ファイルシステム ID
MDS(P): 定義上のプライマリ MDS を配置するノード
MDS(S): 定義上のセカンダリ MDS を配置するノード
AC : DSS サーバのファイルシステムをマウントするノード
run - : プライマリ MDS が運用状態
wait - : セカンダリ MDS が待機状態
stop - : MDS 停止状態
none - : MDS 起動対象外
S-STATE が - 以外は状態遷移中
run - : マウント状態
stop - : アンマウント状態
S-STATE が - 以外は状態遷移中
リソース番号:常に 0
MDS/AC の配置ホスト名