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Interstage Information Storage コマンドリファレンス
Interstage

2.58 sfcrscinfo

名前

sfcrscinfo - DSSファイルシステム情報の表示


形式

sfcrscinfo -m [ -a | -i fsid | device ]

機能説明

sfcrscinfo は DSS サーバの DSS ファイルシステムの情報を出力します。


オプション

以下のオプションが指定できます。

-a

作成済のすべての DSS ファイルシステムの情報を出力します。


-m

DSS ファイルシステムの MDS, AC の情報を出力します。

-a オプションとあわせて指定した場合は、作成済のすべての DSS ファイルシステムの情報を出力します。

-m オプションだけの場合は、マウント中の DSS ファイルシステムの情報を出力します。


-i fsid

fsid で指定されたファイルシステムの情報を表示します。


device

DSS ファイルシステムの代表パーティションの、ブロック特殊ファイルのパス名を指定します。


使用例

sfcrscinfo -m /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106 <Enter>
/dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106:
FSID  MDS/AC  STATE  S-STATE   RID-1   RID-2   RID-N  hostname
   1  MDS(P)  run    -             0       0       0  mikan
   1  AC      run    -             0       0       0  mikan
   1  MDS(S)  wait   -             0       0       0  karin
   1  AC      run    -             0       0       0  karin

関連項目


sfcmntstat(8)


注意事項

表示項目の見出しと意味

表示項目とその内容と意味を以下に示します。

FSID

ファイルシステム ID

MDS/AC

MDS(P): 定義上のプライマリ MDS を配置するノード

MDS(S): 定義上のセカンダリ MDS を配置するノード

AC : DSS サーバのファイルシステムをマウントするノード

STATE/S-STATE (MDS の場合)

run - : プライマリ MDS が運用状態

wait - : セカンダリ MDS が待機状態

stop - : MDS 停止状態

none - : MDS 起動対象外

S-STATE が - 以外は状態遷移中

STATE/S-STATE (DSS サーバのAC の場合)

run - : マウント状態

stop - : アンマウント状態

S-STATE が - 以外は状態遷移中

RID-1/ RID-2/ RID-N

リソース番号:常に 0

hostname

MDS/AC の配置ホスト名