ロード機能によって蓄積データファイルを作成すると同時に、資源管理に管理レコードを登録します。ここでは、ロード時に資源管理に登録される情報について、記述します。
データ格納時に登録される管理レコードの情報は主に以下です。
資源管理で管理されるファイル名です。カテゴリ定義時に定義したファイル名付与基準に基づいてファイル名が付与されます。ファイルの格納先も同時に管理します。
蓄積データファイルがロード機能によって作成され、管理レコードとして登録された日時です。
保存期限
蓄積データファイルを管理する最終日時です。この日時を経過したファイルは、蓄積データファイル削除コマンド(dccdeleteコマンド)によって削除が可能になります。また、保存期限を経過したファイルは抽出対象になりません。
蓄積データファイルをデータ抽出の対象とする開始日時です。データ抽出の実行時にこの日時に達していない蓄積データファイルは抽出対象となりません。
蓄積データファイルをデータ抽出の対象とする終了日時です。データ抽出の実行時にこの日時を経過した蓄積データファイルは抽出対象となりません。参照可能開始日時から参照可能終了日時の期間を参照可能期間と呼びます。
蓄積データファイルのバックアップファイル名です。カテゴリ定義時に定義したファイル名付与基準に基づいてファイル名が付与されます。ファイルの格納先も同時に管理されます。
抽出時のファイル絞込みのために蓄積データファイルのデータ中のCPMキー項目値の範囲を管理します。
注意
登録する日時項目には「ファイル登録日時≦参照可能開始日時<参照可能終了日時≦保存期限」の関係があります。
参照
蓄積データファイル削除コマンドの詳細については、“コマンドリファレンス”の“dccdelete”を参照してください。
CPMキーを定義したカテゴリへのロードと同様の情報が登録されます。
ただし、CPMキーを持たないため、CPMキー値範囲の情報は登録されません。