以下に同期実行のデータ反映でエラー発生した時の詳細メッセージ情報の出力例を示します。これを元に詳細メッセージの参照方法を説明します。
詳細情報に主キー列のデータが出力されるのは主キー列を持つ同期グループの場合のみです。この場合、出力された主キー列のデータ内容よりエラー発生行を特定できます。
図F.3 同期実行データ反映エラー時の詳細情報出力例
(a)同期実行のデータ反映においてエラーが発生しました。
(b)反映データ送信元サーバのホスト名です。
(c)反映データ送信元のDBMS種別とレプリケーショングループ名です。
(d)反映データ送信元のマスタ/レプリカ名です。
(e)データ反映先のDBMS種別とレプリケーショングループ名です。
(f)データ反映先のマスタ/レプリカ名です。
(g)対象レコードの主キー情報です。
主キー情報が存在しない場合は出力されません。
複数の列で主キーが構成されている場合、構成列数だけ主キー列情報が出力されます。
(h)第1番目(キー番号=1)の主キー列であり、反映データ送信元の列名は"K1"です。
この列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。
(i)第1番目(キー番号=1)の主キー列であり、データ反映先の列名は"A1"です。
反映データ送信元とデータ内容が異なる可能性がある場合、この主キー列のデータ内容がダンプ形式で出力されます。