採取方法を説明します。
システム環境
連携する両方のOSとDBMSそれぞれのバージョン/レベルと修正情報を確認してください。
トラブルが発生したときの操作手順
実行した操作、現象、発生条件の詳細および操作を行った目的を確認してください。
データファイルの更新方法
同期対象のデータファイルに対するデータ更新のオペレーションを確認してください。
何を使用して更新したか、または使用したユーティリティを確認してください。
エラーメッセージ
画面のハードコピーおよび画面に表示されるエラーメッセージを採取してください。
イベントビューア(アプリケーションログ)
イベントビューアで、表示されているすべてのアプリケーションログをファイルに退避して、採取してください。
動作環境情報(レジストリ)
以下のレジストリ情報を採取してください。
- Windows Server 2003またはWindows Server 2008の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Fujitsu\PowerRW+ Replication
- Windows Server 2003(x64)、Windows Server 2008(x64)またはWindows Server 2008 R2の場合
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Fujitsu\PowerRW+ Replication
構成情報ファイル
各システムにおける構成情報ファイルを採取してください。レプリケーションの動作環境設定で指定した構成情報ファイルのフォルダ配下にあるファイルをすべて採取してください。連携する相手サーバでも同様に採取してください。
詳細メッセージ情報ファイル
レプリケーションの動作環境設定で指定した詳細メッセージ情報ファイルのフォルダ配下にあるすべてのファイルを採取してください。
以下に、採取するファイルを示します。
rpmsg_01.log
rpmsg_02.log
トレース出力ファイル
トレース採取情報の操作コマンドでトレース情報を採取した場合に出力されます。
トレース採取の開始時に指定したトレース出力ファイルのフォルダ配下にあるすべてのファイルを採取します。rpctltrcコマンド("-s"を指定)でトレースの採取を開始後、操作を再現し、トレースの採取を停止します。
以下に、採取するファイルを示します。
rptrc_01.trc ~ rptrc_05.trc
トレース採取情報の操作コマンドは、"7.6 トレース採取情報の操作コマンド"を参照してください。
トレース出力ファイルの採取は、レプリケーションの性能に影響するため、再現性と業務への影響を考慮して判断してください。また、トレース採取が完了した後は、トレースの採取を停止してください。
同期対象のデータファイル
同期対象のデータファイルの定義情報を採取してください。
項目名、データ型、長さ情報、制約など、データファイルを作成できる情報が必要です。