エラーが通知された場合の調査方法を説明します。
同期実行時のエラー通知
レプリケーションサービスは、エラー、警告、または正常終了を検出すると、アプリケーションログを出力します。
このアプリケーションログは、Windowsの管理ツール「イベントビューア」で参照できます。イベントビューアは、以下の手順で起動できます。
Windows Server 2008やWindows Server 2008 R2の場合
[スタート]メニュー → [管理ツール] → [サーバーマネージャ]
[診断] → [イベントビューア] → [Windowsログ] → [アプリケーション]
Windows Server 2003の場合
[スタート]メニュー → [すべてのプログラム] → [管理ツール] → [イベント ビューア]
PowerReplicationが出力するアプリケーションログの形式を以下に示します。
図5.1 アプリケーションログの画面(Windows Server 2008)
ソース :"Replication"
イベントID:メッセージの番号
説明 :メッセージの本文
メッセージの本文にエラーの意味と処置が通知されます。また、詳細メッセージ情報ファイルに詳細情報が出力される場合があります。
メッセージの本文および詳細メッセージ情報ファイルを参照して原因を調べ、対処してください。
メッセージの一覧は、"付録A メッセージ"を参照してください。
詳細メッセージ情報ファイルのファイル名および内容の詳細は、"付録F 詳細メッセージ情報ファイルの出力形式"を参照してください。
対話型機能実行時のエラー通知
レプリケーションマネージャ、構成定義の移出入機能およびコマンドの実行時にエラーが発生した場合、エラーメッセージが表示されます。構成定義の移出入機能のエラーは、処理結果ログにも出力されます。
エラーメッセージや補足情報からエラーの原因が判断できない場合、イベントビューア(アプリケーションログ)を参照し、関連するエラーメッセージから原因を特定してください。エラーメッセージの詳細は、"付録A メッセージ"を参照してください。