PowerReplicationの同期対象に使用できるデータベース資源を説明します。
PowerReplicationでは、以下のデータベース資源が使用できます。
使用するDBMS | 使用できるデータベース資源 |
---|---|
Oracle | テーブル |
SQL Server | テーブル |
PowerReplicationで同期対象に使用できるデータベース資源を総称してデータファイルと呼びます。
PowerReplicationは、データファイルを作成しません。レプリケーションの構成定義を作成する前に、データファイルを作成しておくことが必要です。
以降、行と列より構成されるデータファイルにおいて、行をレコード、列を項目と呼びます。
PowerReplicationでは、以下のデータ型が使用できます。以下のデータ型以外は使用できません。
Oracleを使用する場合
分類 | Oracleのデータ型 |
---|---|
真数 | NUMBER(p,q) |
概数 | NUMBER |
文字列 | CHAR |
NCHAR | |
日時 | DATE |
SQL Serverを使用する場合
分類 | SQL Serverのデータ型 |
---|---|
真数 | numeric |
decimal | |
int | |
smallint | |
概数 | real |
float | |
文字列 | char |
nchar | |
日時 | datetime |
※)varchar型およびnvarchar型は桁数が“max”で定義された場合、使用できません。
PowerReplicationは、連携するDBMSで異なるデータ型を変換して同期処理を行います。データ型を変換する仕組みの詳細は、"付録D データ型対応づけの仕組み"を参照してください。