運用操作部品を利用して各サーバに運用操作を指示する場合には、管理サーバと指示するサーバに以下のソフトウェアが必要です。
Windows PowerShell 2.0
Windows PowerShell 2.0がインストールされていない環境では、Windows PowerShell 2.0をインストールしてください。Windows PowerShell 2.0についての詳細は、Microsoft社から公開されている“マイクロソフトオンライン”の“文書番号:968929”を参照してください。
運用操作部品で、PowerShellを利用して各サーバに運用操作を指示する場合には、管理サーバ・業務サーバにおいて以下の設定が必要です。
管理サーバの設定
Windows PowerShell 2.0 を管理者として起動する。
以下のコマンドを入力し、[y]を押下して、WinRMクライアントのTrustedHostsを更新する。
Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts -value <業務サーバのマシン名またはIPアドレス> |
以下のコマンドを入力し、[y]を押下して、PowerShellスクリプトの実行ポリシーを「RemoteSigned」に設定する。
Set-ExecutionPolicy remotesigned |
注1) 管理サーバのOSが64ビットの場合、Windows PowerShell 2.0 (x86)を管理者として起動し、設定を行ってください。
業務サーバの設定
Windows PowerShell 2.0 を管理者として起動する。
以下のコマンドを入力し、[y]を押下して、WinRMサービスを許可する。
Enable-PSRemoting |
注1) [y]を押下後、再度内容を確認される場合があります。その場合、再度[y]を押下してください。
注2) 業務サーバのOSが64ビットの場合、Windows PowerShell 2.0 (x86)を管理者として起動し、設定を行ってください。
設定方法の詳細については、Microsoft社から公開されている“TechNet オンライン”の“リモートコマンドの実行”を参照してください。
参考
Windows Server 2008 R2 に Windows PowerShell 2.0 はデフォルトでインストールされています。