以下の手順で、Systemwalker Runbook Automationの管理サーバをインストールします。
1.Systemwalker Centric Managerの停止と環境削除
【Windows】
Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr
“運用環境保守ウィザード”を起動します。
“運用環境の退避”を選択し、Systemwalker Centric Managerの環境をバックアップします。
“運用環境の削除”を選択し、Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。
【Linux】
Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
# /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr
Systemwalker Centric Managerのバックアップを実行します。
Systemwalker Centric Managerのバックアップ手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup
セットアップメニュー(初期メニュー)で“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerの環境削除を行います。
2.パッケージのアンインストール
【Windows】
Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorをアンインストールします。
[コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス]で“OD_start”サービスを停止します。
[コントロールパネル] > [アプリケーションの追加と削除]で“ObjectDirector Server”をアンインストールします。
コンピュータを再起動します。
Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。
C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr
【Linux】
Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorを停止します。
# /opt/FJSVod/bin/OD_stop
FJSVod、FJSVsclr、FJSVsmeeのパッケージをアンインストールします。
# rpm -e FJSVod FJSVsclr FJSVsmee
3.Systemwalker Runbook AutomationのインストールとInterstageの停止
Systemwalker Runbook Automationの管理サーバをインストールします。
コンピュータを再起動します。
-fオプション(強制停止)を指定したisstopコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。
【Windows】
C:\> isstop -f
【Linux】
# isstop -f
サービスの自動起動を有効にします。
【Windows】
Windows(R)サービス機能を利用して、以下のサービスの[スタートアップの種類]を“手動”から“自動”に変更します。
Systemwalker MpAosfB
Systemwalker MpAosfP
Systemwalker MpAosfX
4. Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動
Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動を行います。
【Windows】
注意
Systemwalker Runbook Automation 管理サーバをインストールしている環境では、すでにObjectDirector環境が構築されているため、ObjectDirector環境の再構築を行わないでください。詳細は、“Systemwalker Centric Manager Interstage,Symfoware,ObjectDirectorとの共存ガイド”を参照してください。
“運用環境保守ウィザード”を起動します。
Systemwalker Centric Managerの環境を作成または復元します。
Systemwalker Centric Managerの環境を作成する場合は、“運用環境の構築”を選択します。
Systemwalker Centric Managerの環境を復元する場合は、“運用環境の復元”を選択します。
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr
【Linux】
Systemwalker Centric Managerの環境を構築します。(リストア用)
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix
セットアップメニュー(初期メニュー)で“5”を入力し、保守メニューを表示します。
保守メニューで“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。
Systemwalker Centric Managerのリストアを実行します。
Systemwalker Centric Managerのリストア手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
# /opt/systemwalker/bin/scentricmgr
5. Interstageの起動とSystemwalker Runbook Automation のセットアップ
Windowsの管理サーバを利用している場合は、ihsstartコマンドにより、Interstage HTTP Serviceを起動します。Linuxの管理サーバを利用している場合は、本手順は不要です。
C:\> ihsstart -all
isstartコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを起動します。
【Windows】
C:\> isstart
【Linux】
# isstart
Systemwalker Runbook Automationのセットアップ
“3.1 管理サーバのセットアップ”を参照して、Systemwalker Runbook Automationのセットアップを行います。