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Systemwalker Runbook Automation V14g 導入ガイド
Systemwalker

A.1.2 Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバがインストールされているコンピュータにSystemwalker Runbook Automationの管理サーバをインストールするとき

以下の手順で、Systemwalker Runbook Automationの管理サーバをインストールします。

1.Systemwalker Centric Managerの停止と環境削除

【Windows】

  1. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。

    C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr
  2. “運用環境保守ウィザード”を起動します。

  3. “運用環境の退避”を選択し、Systemwalker Centric Managerの環境をバックアップします。

  4. “運用環境の削除”を選択し、Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。

【Linux】

  1. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。

     # /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr
  2. Systemwalker Centric Managerのバックアップを実行します。

    Systemwalker Centric Managerのバックアップ手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。

  3. Systemwalker Centric Managerの環境を削除します。

     # /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup

    セットアップメニュー(初期メニュー)で“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerの環境削除を行います。

2.パッケージのアンインストール

【Windows】

  1. Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorをアンインストールします。

  2. [コントロールパネル] > [管理ツール] > [サービス]で“OD_start”サービスを停止します。

  3. [コントロールパネル] > [アプリケーションの追加と削除]で“ObjectDirector Server”をアンインストールします。

  4. コンピュータを再起動します。

  5. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。

    C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr

【Linux】

  1. Systemwalker Centric ManagerでインストールされたObjectDirectorを停止します。

    # /opt/FJSVod/bin/OD_stop
  2. FJSVod、FJSVsclr、FJSVsmeeのパッケージをアンインストールします。

    # rpm -e FJSVod FJSVsclr FJSVsmee

3.Systemwalker Runbook AutomationのインストールとInterstageの停止

  1. Systemwalker Runbook Automationの管理サーバをインストールします。

  2. コンピュータを再起動します。

  3. -fオプション(強制停止)を指定したisstopコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。

    【Windows】

    C:\> isstop -f

    【Linux】

    # isstop -f
  4. サービスの自動起動を有効にします。

    Windows】

    Windows(R)サービス機能を利用して、以下のサービスの[スタートアップの種類]を“手動”から“自動”に変更します。

    • Systemwalker MpAosfB

    • Systemwalker MpAosfP

    • Systemwalker MpAosfX

4. Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動

Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動を行います。

【Windows】

注意

Systemwalker Runbook Automation 管理サーバをインストールしている環境では、すでにObjectDirector環境が構築されているため、ObjectDirector環境の再構築を行わないでください。詳細は、“Systemwalker Centric Manager Interstage,Symfoware,ObjectDirectorとの共存ガイド”を参照してください。

  1. “運用環境保守ウィザード”を起動します。

  2. Systemwalker Centric Managerの環境を作成または復元します。

  3. Systemwalker Centric Managerの環境を作成する場合は、“運用環境の構築”を選択します。

  4. Systemwalker Centric Managerの環境を復元する場合は、“運用環境の復元”を選択します。

  5. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。

      C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr

【Linux】

  1. Systemwalker Centric Managerの環境を構築します。(リストア用)

    # /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix
    • セットアップメニュー(初期メニュー)で“5”を入力し、保守メニューを表示します。

    • 保守メニューで“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成を行います。

    • 「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。

  2. Systemwalker Centric Managerのリストアを実行します。

    Systemwalker Centric Managerのリストア手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。

  3. Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。

    # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

5. Interstageの起動とSystemwalker Runbook Automation のセットアップ

  1. Windowsの管理サーバを利用している場合は、ihsstartコマンドにより、Interstage HTTP Serviceを起動します。Linuxの管理サーバを利用している場合は、本手順は不要です。

    C:\> ihsstart -all
  2. isstartコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを起動します。

    【Windows】

    C:\> isstart

    【Linux】

    # isstart
  3. Systemwalker Runbook Automationのセットアップ

    3.1 管理サーバのセットアップ”を参照して、Systemwalker Runbook Automationのセットアップを行います。