以下の手順で、Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバをインストールします。
1. Systemwalker Runbook Automationの停止とSystemwalker Centric Managerのインストール
Systemwalker Runbook Automationの管理サーバを停止します。
管理サーバのセットアップを行っている場合、管理サーバの停止を行います。
管理サーバの停止方法の詳細については、“4.1.2 Systemwalker Runbook Automationの停止”を参照してください。
サービスの自動起動を有効にします。
【Windows】
Windows(R)サービス機能を利用して、以下のサービスの[スタートアップの種類]を“手動”から“自動”に変更します。
Systemwalker MpAosfB
Systemwalker MpAosfP
Systemwalker MpAosfX
-fオプション(強制停止)を指定したisstopコマンド、またはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを停止します。
【Windows】
C:\> isstop -f
【Linux】
# isstop -f
Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバをインストールします。
Systemwalker Centric Managerの運用管理サーバのインストール方法については、Systemwalker Centric Manager導入手引書を参照してください。
コンピュータを再起動します。
再度1.および3.を実行します。
2. Systemwalker Centric Managerの環境作成と起動
Systemwalker Centric Managerの環境作成を行います。
【Windows】
注意
Systemwalker Runbook Automation 管理サーバをインストールしている環境では、すでにObjectDirector環境が構築されているため、ObjectDirector環境の再構築を行わないでください。詳細は、“Systemwalker Centric Manager Interstage,Symfoware,ObjectDirectorとの共存ガイド”を参照してください。
“運用環境保守ウィザード”を起動します。
“運用環境の構築”を選択し、Systemwalker Centric Managerの環境を作成します。
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。
C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr
【Linux】
Systemwalker Centric Managerのセットアップコマンドを実行します。
# /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix
セットアップメニュー(初期メニュー)で“1”を入力し、Systemwalker Centric Managerの環境作成を行います。
「通信環境チェック結果」という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。
セットアップメニュー(初期メニュー)で“3”を入力し、Systemwalker Centric Managerの各デーモンを起動します。
3. Interstageの起動とSystemwalker Runbook Automation の起動
Windowsの管理サーバを利用している場合は、ihsstartコマンドにより、Interstage HTTP Serviceを起動します。Linuxの管理サーバを利用している場合は、本手順は不要です。
C:\> ihsstart -all
isstartコマンドまたはInterstage管理コンソールを使用してInterstageを起動します。
【Windows】
C:\> isstart
【Linux】
# isstart
swrba_startコマンドを使用してSystemwalker Runbook Automationの管理サーバを起動します。
管理サーバのセットアップを行っている場合、管理サーバの起動を行います。管理サーバの起動方法の詳細については、“4.1.1 Systemwalker Runbook Automationの起動”を参照してください。