Systemwalker Runbook Automationの管理サーバは、Systemwalker Centric Managerの一部の機能を共用しているため、同一のサーバに導入する場合には注意が必要です。本節では、Systemwalker Centric Managerを、Systemwalker Runbook Automationの管理サーバにインストールする手順について説明します。
なお、本節で説明している、Systemwalker Centric Managerの環境設定やコマンド等の詳細については、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。
インストール可能なSystemwalker Centric Managerのバージョン・レベルについて【Windows】
以下のバージョンのSystemwalker Centric Managerについては、Systemwalker Runbook Automationの管理サーバと同一コンピュータにインストールすることはできません。
Windows版 Systemwalker CentricMGR V10.0L20以前
Windows版 SystemWalker/CentricMGR V5.0Lxx
Systemwalker Centric Managerのパッチについて【Windows】
Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバとInterstageを同一コンピュータに導入する場合、以下のSystemwalker Centric Managerのパッチを適用する必要があります。Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバをインストール後、Systemwalker Centric Managerの環境の作成または復元を行う間までに適用してください。
Systemwalker CentricMGR V10.0L21を使用する場合は、修正番号TP06210を適用してください。
システムパラメーターについて【Linux】
Systemwalker Centric ManagerおよびSystemwalker Runbook Automationを同じサーバにインストールする場合、必ずシステムパラメーターのチューニングを行ってください。チューニングを行わない場合、システムパラメーターが不足し、インストールが失敗します。
Systemwalker Runbook Automationのシステムパラメーターの設定については、“2.1.1 システムパラメーターのチューニング【Linux】”を参照してください。Systemwalker Centric Managerのシステムパラメーターの設定については、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。