【Windows】
Administrator権限を持つユーザーで、以下の手順を実施します。
注意
バックアップコマンドの実行を、Ctrl+Cにより中断しないでください。
バックアップコマンドの実行中に、データベースを停止しないでください。
上記を実行した場合の対処については「5.2.3.2 バックアップコマンドの注意事項」を参照してください。
データベースの停止
以下のコマンドを実行し、データベースを停止します。
net stop "Systemwalker Software Configuration Manager DB Service"
バックアップ
以下のコマンドを実行し、データベースと各種設定ファイルを退避します。
<本製品のインストール先>\bin\cfmg_backup
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「バックアップコマンド」を参照してください。
データベースの起動
以下のコマンドを実行し、データベースを起動します。
net start "Systemwalker Software Configuration Manager DB Service"
【Linux】
スーパーユーザーで、以下の手順を実施します。
データベースの停止
以下のコマンドを実行し、データベースを停止します。
# /opt/FJSVcfmg/db/PostgreSQL/cfmg_stopdb
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「データベース停止コマンド」を参照してください。
バックアップ
以下のコマンドを実行し、データベースと各種設定ファイルを退避します。
# /opt/FJSVcfmg/bin/cfmg_backup
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「バックアップコマンド」を参照してください
データベースの起動
以下のコマンドを実行し、データベースを起動します。
# /opt/FJSVcfmg/db/PostgreSQL/cfmg_startdb
コマンドの詳細は、『リファレンスガイド』の「データベース起動コマンド」を参照してください。
バックアップ後に運用を再開する場合は、本製品の再起動が必要になります。
本製品の起動方法は、「4.1 起動手順」を参照してください。
バックアップコマンド使用時の注意事項について説明します。
バックアップコマンド実行時
バックアップコマンドの実行をCtrl+Cにより中断しないでください。また、バックアップコマンドの実行中に、データベースを停止しないでください。
上記の操作を行った場合、それ以降、バックアップコマンドが正常に終了しなくなる場合があります。
バックアップコマンドが正常に終了できなくなった場合、以下のコマンドを実行してください。
<本製品のインストール先>\db\PostgreSQL\cfmg_resetbackuperror.bat
正常終了した場合、以下のメッセージが出力されます。
BKRS40100: Succeeded to reset the error status of backup command.
コマンドの詳細については、『リファレンスガイド』の「バックアップコマンドエラー状態解消コマンド」を参照してください。
メッセージの詳細については、『メッセージ集』の「BKRS40000~【Windows】」を参照してください。
データベースが起動できなくなった場合の対処
バックアップコマンドをCtrl+Cで中断した後、「バックアップコマンド実行時」の対処を実施せずにしばらく運用した場合、いったんデータベースを停止すると、その後データベースを起動できなくなる場合があります。
本現象は、データベースのログに以下のエラーが出力されているかで判断ができます。
LOG: could not open file "pg_xlog/xxxxxxxx" (log file 0, segment xx): No such file or directory (注1) LOG: invalid checkpoint record PANIC: could not locate required checkpoint record HINT: If you are not restoring from a backup, try removing the file "C:/ProgramData/Fujitsu/SystemwalkerCF-MG/pgsql/data/backup_label".
注1)ログの「xxxxxxxx」、「xx」部分は、不定です。
注2)データベースのログファイルは以下のフォルダに存在します。
%SystemDrive%\ProgramData\Fujitsu\SystemwalkerCF-MG\logs
ファイル名は以下のようになります。
psql-nn.log (注3)
注3)「nn」部分はログが出力された日を表す2ケタの数字です。
上記ログが出力されている場合は、以下の対処を行ってください。
以下のファイルを削除します。
%SystemDrive%\ProgramData\Fujitsu\SystemwalkerCF-MG\pgsql\data\backup_label
データベースの起動
以下のコマンドを実行し、データベースを起動します。
net start "Systemwalker Software Configuration Manager DB Service"
Interstage管理コンソールまたはisstopwuコマンドで、以下のワークユニットを再起動します。
CFMG_VSYS