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ETERNUS SF Express V14.2 ユーザーズガイド

D.1.24 acsnap start (SnapOPC+のコピー開始コマンド)

名前

acsnap start - SnapOPC+のコピー開始

形式

acsnap start -g COPY-GROUP [-p PAIR | -v VOLUME-NAME] [-r] [-xml]

[Snap Data Volumeの更新量を測定する場合]
acsnap start -estimate -v VOLUME-NAME [-xml]

機能説明

本コマンドは、指定されたコピーグループまたはコピーペアに対して、SnapOPC+のコピーを開始します。

また、コピー元ボリュームに対して発生する、更新ブロック数の見積り測定を開始することもできます。

  1. -pオプションを指定しない場合は、コピー先を自動選択してSnapOPC+のコピーを開始します。

    コピー先が全て世代管理されているときは、最古のスナップ世代を破棄してコピー先として選択します。

  2. -pオプションを指定した場合は、指定したコピー先にSnapOPC+のコピーを開始します。

    過去のスナップ世代(最古のスナップ世代を除く)をコピー先として指定すると、エラー終了します。

  3. -vオプションを指定した場合は、コピー先が自動的に選択されます。

オプション

-g COPY-GROUP

コピーグループ名を指定します。

-p PAIR

コピーペアを指定します。

-r

逆向きのOPCを実施します。

コピーペアを指定しない場合、最新のスナップ世代がコピー元として選択されます。

-v VOLUME-NAME

コピー元の論理ボリュームを指定します。コピー先は自動選択されます。

Snap Data Volumeの更新量の測定を開始する場合、コピー元の論理ボリュームを指定します。

論理ボリュームは、以下の形式で指定します。

  • (1) ETERNUS ディスクアレイ名

  • (2) 論理ボリューム番号

また、エクステント開始位置とエクステントサイズも指定することができます。

  • (1) ETERNUS ディスクアレイ名

  • (2) 論理ボリューム番号

  • (3) エクステント開始位置(ブロック単位)

  • (4) エクステントサイズ(ブロック数)

"0x"で始まる文字列は16進数を表しています。

-estimate

Snap Data Volumeの更新量を測定する時に指定します。

-xml

実行結果をXML形式で表示します。

終了ステータス

=0 : 正常終了

>0 : 異常終了

使用例

C:\>acsnap start -g group01

DX80/0x1:DX80/0x6
# DATE : 2008/06/24 16:28:00 - << SnapOPCP Started >>

DX80/0x2:DX80/0x7
# DATE : 2008/06/24 16:28:00 - << SnapOPCP Started >>

DX80/0x3:DX80/0x8
# DATE : 2008/06/24 16:28:00 - << SnapOPCP Started >>

  Succeeded : 3
  Failed    : 0

[Snap Data Volumeの更新量測定を開始する]
C:\>acsnap start -estimate -v DX80/0x1
Successful completion

注意事項