Oracle VMでは、[OS]タブの値を指定しても設定されません。
ただし、OSプロパティ定義ファイルにコンソールパスワードを指定する必要があります。
Oracle VM ManagerでVMゲストを作成するには、Oracle VM ManagerからVMゲストのコンソールに接続するための、コンソールパスワードを指定する必要があります。コンソールパスワードは、事前にOSプロパティ定義ファイルに指定する必要があります。OSプロパティ定義ファイルの文字コードはUTF-8にしてください。
【Windows】
インストールフォルダー\Manager\etc\customize_data
【Linux】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data
定義ファイル名は、ユーザーグループごととシステム共通で利用可能な定義を分けて使用できます。ユーザーグループごとの定義ファイルとシステム共通の定義ファイルのキーが重複した場合は、ユーザーグループごとの定義ファイルに記載されている値が優先されます。
ユーザーグループごと
os_setting_ユーザーグループ名.rcxprop
システム共通
os_setting.rcxprop
定義ファイルでは、1行ごとに定義する項目を記述します。各行は、以下の形式で記述します。
キー = 値 |
定義ファイルで以下の項目を指定します。それ以外のキーの指定は無視されます。
指定項目 | キー | 値 | 備考 |
---|---|---|---|
コンソールパスワード | console_password | 半角英数字、アンダースコア("_")で構成された1~24文字の文字列を指定します。 | コンソールを表示するために必要なパスワードを指定します。 |
定義ファイルの例を以下に示します。
# group A |