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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

G.1.7 VMware利用時の注意点

ここでは、VMware利用時の注意点について説明します。


CPUシェアおよびメモリシェアの値について

RCコンソールからCPUシェアおよびメモリシェアの値を1000000以上に設定した仮想L-Serverに対してvSphereClientからVMゲストを編集すると、強制的に1000000に置き換えられる場合があります。

1000000以上の値を設定する場合、再度RCコンソールから構成変更を行ってください。


パラメを設定できるOSや設定するための前提条件

パラメーターを設定できるOSや、設定するための前提条件は、サーバ仮想化ソフトウェア製品によって異なります。

詳細については、サーバ仮想化ソフトウェア製品のマニュアルを参照してください。

参考

スナップショット

サーバ仮想化ソフトウェア製品の提供するスナップショットは、ディスクを更新した差分を記録する方式です。このため、ディスク装置が故障した場合は、スナップショットも同時に利用できなくなります。
スナップショットは、以下のようなトラブルへの対策として利用してください。

  • 適用したパッチに問題があった場合の復旧

  • OSのパラメーター変更に問題があった場合の復旧


VMware Storage VMotion

VMware Storage VMotionを利用する場合、以下のような注意事項があります。

VMware FT

VMware FTが設定されている、仮想マシンと関連付けられたL-Serverは、以下の方法でセカンダリのVMホストの情報を確認できます。

VMware FT(host2)

なお、セカンダリのVMホストへの移行が発生した場合、定期更新によってセカンダリのVMホストの情報が更新されます。