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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

E.2 バックアップ

ここでは、管理サーバのバックアップの方法について説明します。

管理サーバのバックアップには、以下の2つがあります。

バックアップ先

構成定義情報のバックアップ先は、事前に定義できます。以下を定義してください。

チューニングパラメーターファイルの格納場所

【Windows】
インストールフォルダー\Manager\etc\customize_data

【Linux】
/etc/opt/FJSVrcxmr/customize_data

チューニングパラメーターファイルの名前

manager_backup.rcxprop

チューニングパラメーターファイルの書式

チューニングパラメーターファイルに以下のパラメーターを設定します。

backup_dir=バックアップ先フォルダー

本チューニングパラメーターファイルを省略した場合、以下のフォルダーに保存されます。

【Windows】
インストールフォルダー\Manager\var\backup

【Linux】
/var/opt/FJSVrcxmr/backup

詳細は、「E.2.2 構成定義情報のバックアップ」を参照してください。

注意

  • バックアップした情報が管理サーバの異常で破損しないように、管理サーバのバックアップで退避するファイルは、ほかの記録媒体や外部ストレージに保管してください。

  • 2回目以降のバックアップをする場合、バックアップ後に前回バックアップしたフォルダー、構成定義情報は削除しても問題ありません。ディスク容量に応じて削除してください。

  • 以下の操作中は、バックアップを行わないでください。

    • L-Serverの作成、登録、変更、解除、削除

    • リソースの作成、変更、削除

    • サーバ切替え、切戻し

    • システムイメージのバックアップ・リストア

    • クローニングマスタの採取、配付

    マネージャーを停止せずに定期的にバックアップを行う運用の場合、これらの構成定義情報を更新する操作と競合した場合、更新が完了するまで自動的に待ち合わせます。

  • マネージャーをクラスタで運用している場合は、退避(コピー)するフォルダーは共有ディスクでのフォルダー名に置き換えてください。
    共有ディスクでのフォルダー名については、「ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド」の「付録B マネージャのクラスタ運用設定・削除」を参照してください。

  • 操作を記録している場合、「ServerView Resource Orchestrator リファレンスガイド」の「5.3 保守」を参照し、退避させてください。