ここでは、物理サーバの用途変更について説明します。
用途変更は、物理サーバの台数以上のL-Serverを用意し、起動するL-Serverを切り替えて使用する機能です。本機能により、時間帯や状況に応じて物理サーバの用途を変更することができるため、サーバの資源を有効活用できます。
L-Serverの起動ディスクとIPアドレスは、物理サーバをほかのL-Serverが利用している間も保持されます。
本機能はL-Serverの実体が物理サーバの場合に使用できます。仮想マシンの場合は、特に設定をしなくても1台のVMホストに複数のL-Serverが配置できるため、起動するL-Serverを選択することで、物理サーバの用途変更と同じ効果が得られます。
本機能は、以下の2種類の使い方があります。
方式1: 1台の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用
L-Serverを起動する物理サーバは、常に同じものになります。
方式2: サーバプール内の未使用の物理サーバに対し、複数のL-Serverを切り替えて利用
サーバプールの空き状況に応じて、L-Serverに割り当てられる物理サーバが異なります。