以下の手順で、マネージャーをアンインストールします。
アンインストールする前に、「4.3 マネージャーのアンインストール」の「アンインストールする前の注意事項」が行われているか確認してください。
システムにOSの管理者権限(root)でログインします。
本製品をアンインストールする管理対象サーバにrootでログインしてください。
rcxuninstallコマンドを実行し、アンインストーラを起動します。
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxuninstall <RETURN> |
アンインストーラを起動すると、アンインストールする前に本製品のサービスを自動的に停止することを示す以下のメッセージが出力されます。
Any Resource Orchestrator service that is still running will be stopped and removed. |
"y"を入力し、アンインストールを開始します。
アンインストールが正常に完了した場合、以下のメッセージが表示されます。
INFO : ServerView Resource Orchestrator Manager was uninstalled successfully. |
アンインストールが失敗した場合、以下のメッセージが表示されます。
ERROR : Uninstalling "パッケージ名" was failed. |
アンインストールが失敗した場合、メッセージ中に表示されるパッケージをrpmコマンドで削除し、手順1.からやり直してください。
# rpm -e パッケージ名 <RETURN> |
注意
UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するために、PATH変数を設定している場合、本製品に適用されている修正は、アンインストールにより削除されるため、アンインストール前に未適用の状態に戻す必要はありません。
PATH変数を設定していない場合は、修正を未適用の状態に戻してから、アンインストールしてください。
エージェントをアンインストールせずに、マネージャーをアンインストールし、再インストールすると、アンインストール前に利用していたエージェントと通信できなくなります。
この場合、以前と同じマネージャーであることを示すための証明書が必要です。
インストール後、マネージャーの証明書は、以下のディレクトリに格納されています。
/etc/opt/FJSVrcvmr/opt/FJSVssmgr/current/certificate |
アンインストール時には、以下のディレクトリに証明書が退避されます。
マネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、退避された証明書を上記の格納先に保存してください。
/var/tmp/back/site/certificate |
アンインストールで退避された証明書が不要な場合は、手動で削除してください。
なお、マネージャーをクラスタで運用している場合、アンインストール時の事前準備に従って証明書を退避してください。
クラスタにマネージャーを再インストールし、同じ証明書を使用する場合、事前準備で退避された証明書を、プライマリーノードから上記の格納先に保存してください。
アンインストール後、以下のインストール先ディレクトリが残ることがあります。残ったディレクトリを手動で削除してください。
/opt/FJSVrcvmr
/opt/FJSVscw-common
/opt/FJSVscw-tftpsv
/opt/FJSVscw-pxesv
/opt/FJSVscw-deploysv
/opt/FJSVscw-utils
/opt/FJSVrcvhb
/etc/opt/FJSVrcvmr
/etc/opt/FJSVscw-common
/etc/opt/FJSVscw-tftpsv
/etc/opt/FJSVscw-pxesv
/etc/opt/FJSVscw-deploysv
/etc/opt/FJSVscw-utils
/etc/opt/FJSVrcvhb
/var/opt/FJSVrcvmr
/var/opt/FJSVscw-common
/var/opt/FJSVscw-tftpsv
/var/opt/FJSVscw-pxesv
/var/opt/FJSVscw-deploysv
/var/opt/FJSVscw-utils
/var/opt/FJSVrcvhb