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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

4.2.2 インストール【Linux/VMware/Xen/Oracle VM】

以下の手順で、エージェントをインストールします。

注意

VMware ESXiを利用する場合、本製品のエージェントはインストールできません。

ServerView ESXi CIM Providerエージェントをインストールしてください。

本ソフトウェアのインストール時間は約1分です。

インストールする前に、「4.2 エージェントのインストール」の「インストール前の準備と確認」が行われているか確認してください。

  1. システムにOSの管理者権限(root)でログインします。

    本製品をインストールする管理対象サーバをマルチユーザーモードで起動し、システムにrootでログインしてください。

  2. 本製品のDVD-ROMをセットし、必要に応じてDVD-ROMをマウントします。

    そのあと、以下のコマンドを実行します。

    # cd DVD-ROMマウントポイント/Linux/agent <RETURN>

    インストーラが格納されているディレクトリに移動します。

  3. rcxagtinstallコマンドでエージェントのインストーラを実行します。

    # ./rcxagtinstall <RETURN>
    ServerView Resource Orchestrator V2.3.0

    Copyright FUJITSU LIMITED 2007-2011

    This program will install ServerView Resource Orchestrator Agent on your system.

  4. 使用許諾契約が表示されますので、内容を確認し、同意する場合は"y"を入力します。

  5. 管理サーバのIPアドレスを入力します。

    管理サーバが複数のIPアドレスを持つ場合、管理対象サーバと通信可能なIPアドレスを指定してください。

    Please input the IP address of the admin server [0-9,.] 192.168.1.2 <RETURN>

    入力したIPアドレスの書式が不正な場合、エラーメッセージが表示され、再入力が要求されます。

    エラーの原因を取り除いたあと、IPアドレスを再入力してください。

  6. 以下のメッセージが表示されますので、インストールを続行する場合は"y"、中断する場合は"n"、"q"を入力します。

    Do you want to continue the installation of this software? [y,n,?,q]

    "y"を入力すると、インストールが開始されます。

  7. インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。

    INFO : ServerView Resource Orchestrator Agent was installed successfully.

注意

  • インストール失敗時の対処

    インストールに失敗した場合、以下のコマンドを実行したあと、インストールに失敗した環境からパッケージを削除し、再インストールしてください。

    # cd DVD-ROMマウントポイント/Linux/agent <RETURN>
    # ./rcxagtuninstall <RETURN>

  • 本製品の使用ポートに対するファイアーウォール設定の無効化

    ファイアーウォール設定が有効になっているシステムに本製品をインストールする場合、マネージャーとエージェント間の通信が問題なく行われるように、使用するポート番号のファイアーウォールを無効に設定してください。

    【VMware】

    # /usr/sbin/esxcfg-firewall -openPort 23458,tcp,in,"nfagent" <RETURN>

    本製品と必須ソフトウェアが使用するポート番号については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「付録C ポート一覧」を参照してください。

    なお、本製品のインストール時に、servicesファイルを編集してポート番号を変更した場合、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「付録C ポート一覧」に記載されている本製品のデフォルトのポート番号を、インストールの際に変更したポート番号に読み替えてください。

    【Xen】

    管理OSでファイアーウォールの設定を変更する場合、管理OSで使用されるポートへのアクセスを許可するように、管理OSのiptablesの変更を行ってください。

    詳細は、「PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル」を参照してください。