以下の手順で、エージェントをインストールします。
注意
VMware ESXiを利用する場合、本製品のエージェントはインストールできません。
ServerView ESXi CIM Providerエージェントをインストールしてください。
本ソフトウェアのインストール時間は約1分です。
インストールする前に、「4.2 エージェントのインストール」の「インストール前の準備と確認」が行われているか確認してください。
システムにOSの管理者権限(root)でログインします。
本製品をインストールする管理対象サーバをマルチユーザーモードで起動し、システムにrootでログインしてください。
本製品のDVD-ROMをセットし、必要に応じてDVD-ROMをマウントします。
そのあと、以下のコマンドを実行します。
# cd DVD-ROMマウントポイント/Linux/agent <RETURN> |
インストーラが格納されているディレクトリに移動します。
rcxagtinstallコマンドでエージェントのインストーラを実行します。
# ./rcxagtinstall <RETURN> |
使用許諾契約が表示されますので、内容を確認し、同意する場合は"y"を入力します。
管理サーバのIPアドレスを入力します。
管理サーバが複数のIPアドレスを持つ場合、管理対象サーバと通信可能なIPアドレスを指定してください。
例
Please input the IP address of the admin server [0-9,.] 192.168.1.2 <RETURN> |
入力したIPアドレスの書式が不正な場合、エラーメッセージが表示され、再入力が要求されます。
エラーの原因を取り除いたあと、IPアドレスを再入力してください。
以下のメッセージが表示されますので、インストールを続行する場合は"y"、中断する場合は"n"、"q"を入力します。
Do you want to continue the installation of this software? [y,n,?,q] |
"y"を入力すると、インストールが開始されます。
インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。
INFO : ServerView Resource Orchestrator Agent was installed successfully. |
注意
インストール失敗時の対処
インストールに失敗した場合、以下のコマンドを実行したあと、インストールに失敗した環境からパッケージを削除し、再インストールしてください。
# cd DVD-ROMマウントポイント/Linux/agent <RETURN> |
本製品の使用ポートに対するファイアーウォール設定の無効化
ファイアーウォール設定が有効になっているシステムに本製品をインストールする場合、マネージャーとエージェント間の通信が問題なく行われるように、使用するポート番号のファイアーウォールを無効に設定してください。
例
【VMware】
# /usr/sbin/esxcfg-firewall -openPort 23458,tcp,in,"nfagent" <RETURN> |
本製品と必須ソフトウェアが使用するポート番号については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「付録C ポート一覧」を参照してください。
なお、本製品のインストール時に、servicesファイルを編集してポート番号を変更した場合、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「付録C ポート一覧」に記載されている本製品のデフォルトのポート番号を、インストールの際に変更したポート番号に読み替えてください。
【Xen】
管理OSでファイアーウォールの設定を変更する場合、管理OSで使用されるポートへのアクセスを許可するように、管理OSのiptablesの変更を行ってください。
詳細は、「PRIMEQUEST(1000シリーズ) RHEL5-Xen 仮想マシン機能ユーザーズマニュアル」を参照してください。