Interstage Application Server V5.x(Interstage V5.x)からの移行方法を説明します。
以前のバージョン・レベルで使用していたデータベース連携サービスを動作させるためには以下の移行手順が必要です。ここではその移行方法について説明します。
■configファイルの移行
configファイルの移行は、以前のバージョン・レベルのJava実行環境と異なるJava環境においてJTS用リソース管理プログラムを使用する場合に必要となります。
configファイルの“PATH=”行にJTSリソース管理プログラムで利用するjavaコマンドへのフルパスを定義します。
以下に移行手順を示します。
Interstageを停止します。
configファイルの“PATH”行を参照し、現在のJava環境に修正します。
JDK/JRE1.4を利用している場合
PATH=C:\Interstage\JDK14\bin\java.exe
JDK/JRE5を利用している場合
PATH=C:\Interstage\JDK5\bin\java.exe
■JavaVersionの移行
JavaVersionの移行は、以前のバージョン・レベルにおいて、JTS用リソース管理プログラムが利用するJDK/JREを設定している場合のみ必要となります。
JDK/JREが設定されているかどうかは、RMP.propertiesに“JavaVersion=”行が存在するかどうかで判断できます。
以下に移行手順を示します。
JTS用リソース管理プログラムが停止していることを確認してください。
otsalive
RMP.propertiesファイルから“JavaVersion=”の行を削除してください。
configファイルの“JAVA_VERSION=”行を以下に修正してください。
JAVA_VERSION=14